牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

伊豆八十八ヶ所霊場巡り-26(第八十八番)

伊豆八十八か所霊場巡りも結願に向けて、戸田から修善寺まで歩いた。冷たい西風を追い風に期待したが、それほど効果は無いようだった。

戸田~修善寺

修善寺総合会館前からバスに乗車して、戸田のバス停・宮の前で下車して、修善寺に向けて歩き始める。大上を過ぎたあたりから山道となる。行く手に達磨山が見えて来た。戸田峠を目指して、ゆっくりと歩を進める。
新田の橋の手前左手に、採石場跡があり、柱状節理が露頭する。
板状節理も露頭する。
新田の県道わき祀られているお地蔵さんに、道中安全を祈る。
県道を登って、北山の棚田が見納めとなる。
標高500mくらいのカーブから、戸田港を展望する。
金冠山の西の稜線上の広場に、三基の石仏(地蔵菩薩)が祀られており、雪の峠越えで倒れた瞽女さんたちを供養するために建立された。
稜線上に展望台が設けられていて、戸田が展望できる。
戸田峠手前のカーブからの展望
3時間ほどかかって、戸田峠(霧香峠)の駐車場に到着。金冠山を背景に撮影。
戸田峠からは戸田港が見えない。
この先が峠の最高地点
戸田峠を下ると、達磨山レストハウスに着く。暖かい昼食で体を温めてから、景色を撮影
修禅寺までは、ショートカットの梅林を辿る。遊歩道にバーコードの影
梅林周辺には、桂谷八十八か所の石碑が建つ。

第八十八番・修禅寺

修禅寺の山門と本堂を、独鈷公園側から虎渓橋を入れて撮影。
右手の山門には、阿形の仁王像
手水舎の龍から暖かい温泉が出ている。
第八十八番・福地山・修禅寺曹洞宗大日如来)の本堂。参詣客の合間を縫って、結願の挨拶と読経を済ませた。1年と7か月、26回で尺取り虫ながら、通し遍路を完遂できた。
修禅寺の扁額
弘法大師の石造物が祀られている。
風格のある鐘楼
弘法大師が独鈷で岩を穿ち、湧出させたという独鈷の湯(元の位置から移動してある)
稚児大師像
夏目漱石が大患を患った菊屋は、桂川を渡り廊下と吊り橋でつないでいる。

沿面距離 22km・高低差 730mを、6時間45分で歩きました。
別格の修禅寺奥の院には、今年中に巡りたい。

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