牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

伊豆八十八か所霊場巡り 別格

伊豆八十八か所霊場巡りを結願したが、その他に別格の三ヶ寺があることが分かった。その内の二ヶ寺をお参りした。

修禅寺奥の院

結願した第八十八番・修禅寺に立ち寄り、別格寺に参ることを祈願した。
朝早くに本堂の一部が開いていたので、般若心経を読誦した。須弥壇には御簾越しに、大日如来像がかすかな見える。
小山の石造物群の左手前にいろは石”に”がある。
北又への追分で、左の奥の院道を辿る。
修禅寺から奥の院までは、いろは道と呼ばれ、いろは48文字の石碑が順番に設けられていて、お遍路の道案内となる。ここは、”そ 奥の院道”と刻まれている。右には、文字碑道祖神も祀られている。
いろは石と共に、桂谷八十八か所の石碑が建立されている場所もある。
湯船川が侵食した段丘面には、段々の田畑が整備されている。
下湯船公会堂前の石造物群の中に、六地蔵が刻まれた石憧がある。以前は回転したようだが、固定されている。
弘法大師がいぼで困っている里人に、石の窪みに溜まった水をつけると直ると教えたといわれる”いぼ石”が今でも水を湛えている。昔は、湯船川の川中にあったものをここに移した。
奥の院手前に、達磨火山の溶岩流が露頭している。

修禅寺奥の院・正覚院

”ん”のいろは石が終着の奥の院に到着したことを示す。
如意輪観音六地蔵が迎える。
奥の院の山門
本堂手前に、モダンな護摩堂がある。
修禅寺奥の院・正覚院(曹洞宗)の本堂。弘法大師が御本尊となる。もっと近くで撮影することを失念した。
駆篭窟(かりごめのいわや)の溶岩壁を、阿吽の滝が落ちる。弘法大師は座禅石の上で滝に打たれて修行した。
達磨火山の溶岩流に板状節理が発達した右手の崖が降魔の壇と呼ばれる。

別格・旧八番札所・航浦院

西浦・江梨の南の高台に、航浦院の山門がある。
境内のお地蔵さん
聖観音菩薩像
旧八番札所・萬行山・航浦院(臨済宗・薬師瑠璃如来)の本堂
ビャクシンの大木
白隠禅師は、江梨の杉山家の出身。

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