今年の後半はジオで忙しかった。ジオ納めに、懸案となっていた中伊豆のジオサイトを訪ねた。
原保の温泉スタンドの源泉を探す
竹やぶが開けた場所に、タンクが見つかった。これが貯泉タンクだろう。水圧を高めるために、高低差を稼いでいるようだ。
配管パイプ群の下部(橋の袂)に小屋と小さなタンクがあった。ポンプはこの中にあると推理する。
小屋の外には、2本のパイプが温泉スタンドの方に向かっている。
地元の人に聞くことができなかったが、小屋の中にポンプがあり、地下1000mの源泉をポンプアップして、2本のパイプで上のタンクに送泉して、そこから2本のパイプで配泉していると思われる。
大見城址
季多楽から大見城跡のある高台を見上げる。大見城は、標高220mの城山に立地し、戦国時代の大見氏が築いた山城です。コンパクトながら、山城の遺構が復元されています。大河ドラマのなごりか、よく整備されています。
虎口を避ける敵が本曲輪に攻めにくくするために、竪堀が設けられている。
急峻な竪堀を横断するのは困難となる。
本曲輪手前の西北には、本曲輪を守るための腰曲輪が設けられている。
腰曲輪は、南東端にも設けられている。
本曲輪に到着。
本曲輪は当時を再現して、樹木が伐採されている。
題目塔が祀られている。
本曲輪の北側の崖は切崖といい、人工的に急峻な崖が切られている。こちらから攻めることは困難となる。
切崖から、八幡・城と富士山が良く見える。
季多楽の駐車場にある大見城址の地図