静岡県地学会・東部支部主催のジオツアーに参加して、三嶋大社を徹底再見しました。
集合場所の大鳥居から、東海道と下田街道の起点を見る。
大鳥居は安政地震で倒壊したので、その後造り替えられた。使われている大理石は小豆島産で、当地の石屋さんが大理石を扱ったことが無くて、石の目を間違えて、上下逆さにはめてしまった跡が見える。北伊豆地震では倒壊しなかった。
神池の水は、今ではポンプアップした地下水だが、以前は大場川の上流からの用水を引水していた。
今の総門は新しい。
以前の総門はこちらに移してある。
総門の中には、三重塔があった。その礎石のひとつが残されている。
東の参道には、薬師堂の礎石だったと考えられる心穴のあいた石が残る。
神池への用水跡には、マンホールが置かれている。(今は流れていない)
神池用水の開渠が続くが、水は流れていない。
神門前にあった石灯篭は、北門の左右に移された。修復された石灯篭は唐破風・懸魚の立派な屋根がついている。