伊豆高原ジオ研主催のジオツアーに参加して、伊雄山の溶岩流がつくった浮山の海岸を歩きました。
スタート地点の一本松駐車場から見下ろすヒナダンの釣り場(港に当る波の力をそぐために、ヒナダン状に爆破した)
別荘地寄りの遊歩道を通り、お釜(轟穴とも)を上から見下ろす。(参加者が多いので、下には降りれなかった。)
まつしたは、伊雄山の北側溶岩流の台地の末端で、溶岩流の観察に適する。いくつか説があるが、溶岩トンネルが崩落した地形とも。
まつしたの象徴の尖塔
まつしたの末端崖に覗く赤く酸化した火砕岩と板状節理の壁
南は切り立った崖で行きどまり
美しい襞ひだ
溶岩と火砕岩
遊歩道かせ見下ろすまつしたの磯場
大きな木はヤマモモか?
大灘のタイドプール
大灘の磯場。高波注意
南はカナシキの絶壁
大灘の溶岩台地で、溶岩しわを探す。
浮山の道路沿いに、イヌビワの実がなっている。
浮山の溶岩台地は、耕作には適さないが、ヤマモモが自然に群落をつくった。
もとせの浜に降りる。伊雄山からの二つの溶岩流が合流した狭間に位置する。北側溶岩流の末端崖がカナシキ
南側溶岩流の末端崖゛ヨネタキ
もとせの浜の崖に発達する板状節理
ヨネタキの途中にある海食洞穴
洞穴内部には、玉砂利がある。海食された当時は、波打ち際にあって、玉砂利が入り込み、その後隆起したのでは。
浮山から見る伊雄山の山頂。スコリア丘の山頂から溶岩流が流れ出し、山頂を崩して馬蹄形の火口となった。
椎の木三本から、約90m離れた血塚あたりを見下ろす。血塚にいた河津三郎の親子にこのあたりから遠矢を射かけたといわれている。
ルネッサ赤沢から見上げる伊雄山
南側溶岩流の溶岩堤防・右岸の末端部(両側に木が茂っているので、分かりにくい)左側には深く切れ込んだ川が流れている。
南側溶岩流の溶岩堤防の右岸(別荘地造成で開削されて断面が見える)
南側溶岩流の溶岩堤防の左岸
血塚近くの露頭は、天城火山からの溶岩流の崖が覗く。
八幡野のお寺近くに、大室山の眺望が良い場所を見つけた。