天気予報では雨なので、少しでもよさそうな江の島の巡検を消化する。駐車料金の安い鵠沼の海浜公園に駐車して、30分くらい歩くが、横殴りの雨でズボンはびしょぬれ。そんな天気でもインバウンド客はめげずに江の島にやってくるので、一緒に片瀬橋・弁天橋を渡る。
混んでいる仲見世通りを避けて、東側の聖天島からスタート | 江の島の大半は葉山層群(約15Ma)であるが、聖天島は逗子層のパミス・スコリア・火山礫などの堆積層が露頭 |
東側のヨットハーバーから見える江の島南側の最初の露頭 | 上部には茶色のローム層とパミスが見える |
波食台が広がり、海食崖が切り立つ | 海食洞がある崖は立ち入り禁止の柵で入れない |
葉山層群の火山灰・泥岩・砂岩・礫岩の堆積層が様々な地殻変動によりぐちゃぐちゃに変形している | 級化構造が顕著な砂岩 |
海食が進む凝灰岩の崖 | 泥岩と砂岩の乱堆積構造が見られる |
凝灰岩の海食崖を覆うローム層には植物が根を張る | 先端から見上げる |
凝灰岩・砂岩・泥岩の層 | 解けないジグソーパズル |
入りやすい手ごろな海食洞 | 海食洞内から海をのぞくが、露出がそろわない |
説明−1 | 説明−2 |
山ふたつの断層を海岸側から見上げるがよくわからない | 波食台は関東大震災で隆起した。山ふたつの先には深い海食された溝があり、西の岩屋には行けないので、引き返す |
武蔵野ローム層(関東ローム層とも、富士山や箱根の火山灰が堆積して鉄分が赤く酸化した。パミスのスジも見える | 展望台から山ふたつの断層を見下ろすが、よくわからない |
稚児が淵から波食台を見下ろす | 風が強いので、磯道は通行禁止なので、上から見るだけで断念 |
岩屋への磯道も昨年秋の台風で壊れているので、通行禁止で、ここまで | 半分未消化で終了 |
弁天橋から江の島を振り返る。風は強いが天気になった | 強風で砂の舞う鵠沼海岸から江の島を展望 |