牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

田子〜浮島 巡検

貴重な晴れ間を利用して、西伊豆巡検に出かけた。

  • 田子

イルカの高見台に建つ不動堂は参道と共に荒れてしまったので、お不動さんはトンネルの大権現堂の隣に遷された。お不動さんの石仏が荒れた不動堂を守る。不動堂の背後の高台(凝灰角礫岩の露頭)から、沖のイルカを見つけたそうだが、今では樹が伸びて、展望は効かなかった。猪の遊び場と化している。


スーパーデッキ特攻艇(震洋)の格納庫は、陸軍が凝灰角礫岩の崖を掘ったもの


凝灰岩の露頭に挟まれる砂泥互層地元では、トッキンさんと呼ばれる岩峰


瀬浜(せばま)海岸の高台にカツオ供養碑・えぶすさんなどが建つ高台からの尊之島の展望




  • 燈明ヶ崎遊歩道

瀬浜から、燈明ヶ崎遊歩道を通り、浮島海岸まで歩く。

ブダイ場という磯場に、細いロープを頼りに降り立つ。白色凝灰岩の眩しい崖


ブダイ場のパノラマ展望

磯道を探すのに戸惑ったが、最後は30mほどのロープ場ともろそうな凝灰角礫岩のホールドのトラバースで、陸オチョウという磯場に降りたつ。水底土石流の崖をへつって、北に進むと


奇怪な岩峰が現れるブダイ浜が見える


沖にも凝灰岩と水底土石流のサンドイッチが傾斜している遊歩道に戻り、東屋からの展望 浮島海岸・三四郎島・烏帽子山


途中の汐吹きと無名磯への磯道は夏草に覆われて、見つからなかった。遊歩道に露頭する凝灰角礫岩(水底土石流)ここでスズメバチと遭遇。しばらく身を低くして、居なくなるまで緊急避難


浮島海岸の近くの長鼻に到着。上から浮島の断層を臨む燈明ヶ崎の展望もここがベスト


浮島の沖ノ島の柱状節理も見える北の海食洞


長鼻の先端長鼻の高台を見上げる


高台の左には、断層右には水底土石流


長鼻の上の山の中腹の海食洞に、五輪さんと呼ばれる祠が祀られているようやく浮島海岸に到着。長鼻を振り返る



  • 大田子

大田子の北端の水門の奥に、海食(塩類風化?)された水底土石流の崖が露頭する沖のメガネッチョ。お彼岸の頃は、多数の三脚たちに狙われる



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