牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

足柄層群・塩沢層の下見

今日の予定がキャンセルされたので、午後から、5月の巡検に備えて、足柄層群の下見にでかけた。

  • 小山橋下の塩沢層露頭

酒匂川(左が上流)にかかる小山橋 奥に透間の採石場が見えるが、河原に足柄層群の塩沢層が露頭する河原に降り立つと、塩沢層群の礫層が観察できる(ヤブコギとなるので巡検には不向き)


礫岩の中に、炭化した木も含まれる。まだ木の性質を残しているようだ


シルト岩もある。伊豆半島と本州の衝突後に、陸化した後に、河川から運ばれて堆積した土砂が塩沢層で、70万年以降のこと礫の向きから、当時の川は、逆向きに流れていたことが推定できるそうだ


シルトと礫岩が混在する丸礫なので、河川で運搬されたことが分かる。礫岩は丹沢山地由来のトーナル岩や緑色岩が多い


変色した泥岩には、炭化した木材が混じる下流の堆積層は、採石場の下部に位置する



  • 透間吊り橋下の塩沢層露頭

透間採石場近くの酒匂川にかかる生活用の吊り橋吊り橋の対岸から。下は、塩沢層の礫岩


近くによって観察はできない丹沢山地由来のトーナル岩や緑色岩が見えるというが


対岸の河原か観察吊り橋は薄い板敷で、踏み抜く心配がある



国府津・松田断層の断層崖がはっきりと観察できるジオポイントを下見

山北の丸山の山頂は展望がよさそうだが、私有地のため入れない。途中の山腹からの展望南側の山腹から。どちらも一部しか見えない。


西側に見える浅間山からも展望がよさそうなので立ち寄る。断層崖がフィリピン海プレートから切り立っているのが分かる東の中腹からの展望


松田駅上の松田自然館(休館日)の展望台らしきところから山頂近くのハーブガーデンの見晴台から。ここも見晴らしが良い


松田駅の北にそびえる断層崖

石垣山からの展望も期待して出かけたが、ナビが狂ってしまい、迷ってしまった。

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