牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

小山町 巡検

光芒の出そうな滝として、鮎沢川の支流にある縁結びの滝に出かけて、ついでに神縄断層も巡検

  • 縁結びの滝

朝日が差し込まないので、光芒は出ない。下流では光が届いているが、光芒が出るほどの水量ではなさそうだ八月には、この滝で滝行をやるそうだ


流れを白布ではなく、一本ずつ表現してみた嶽の下奥宮の一角に縁結びの滝はある




上流に、銚子ヶ滝・古滝があるはずだが、土石流とその後の改修工事のせいか、見当たらない。それとも水量が少ないので分からなかったのか? スズメバチの偵察飛行がうるさい。

皆瀬川の上流・高杉近くの断層露頭。目印が何もないので、赤テープを頼りに、沢にはいったりして、あちこち探した。諦めかけて帰る途中でやっと見つけることができた。右下がりの断層に沿って草が生えている。上部が丹沢層群(2-0.6Ma)の凝灰岩/下部が足柄層群(17-11Ma)の礫岩 古い地層の下に、新しい地層が潜り込んでいる。


露頭から林道を下ると、丹沢層群の凝灰岩露頭がところどころに見えるここも断層のようだ。上部の緑色した凝灰岩・下部が礫岩



伊豆半島の本州への衝突現場 以前に来たことがあり、看板もあるので容易に見つかる。正式にはこちらは塩沢断層というらしい(神縄断層の一部だが)左の緑色の凝灰岩が丹沢層群・右の礫岩が足柄層群 断層はここでは、ほぼ垂直に立っている (礫岩そのものは、先に本州に衝突していた丹沢山地から、伊豆火山島との間の海に流れ出して溜まったが、元の丹沢と衝突している)


断層露頭の奥には、丹沢層群の露頭が見える林道を少し進むと沢の上流に小さな滝がある。この露頭も丹沢層群の凝灰角礫岩


断層露頭の下の沢には、二段の滝が落ちている。やはり、凝灰角礫岩の露頭

神縄断層は、: 神縄・国府津−松田起震断層帯の西端の断層であるが、神縄断層は活断層としては捉えられていないようだ

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