今日ははどこに行こうかなと考えたが、うねりが強いので海沿いは断念。天気も良くないので、ジベタを見に行くことに。やはり涼しい富士山周辺に決定。
- 吉田胎内神社(溶岩樹型)
吉田口登山道の中の茶屋から、樹海の中を吉田胎内神社まで歩きます。登山道にはゆうきょう馬頭観音が祀られている | 3つの沢を渡って、吉田胎内神社に到着 |
普段は閉まっているが、これから富士登山をする修験者が来るというので先達が来て開けた。ラッキーな事に、修験者が来る前に、じっくりと溶岩樹型の内部を見せてもらった。ヘルメットも貸してもらえてよかった。 | 境内というか樹林の中の狭い広場には、富士講で百回・三十三回も登頂した記念碑がいくつか奉納されている。手前には、溶岩球も飾られている |
原則一年に一回しか明けないので、保存状態が素晴らしい。再溶融してできた溶岩鍾乳石と肋骨状溶岩 | 中央には、平らな溶岩棚も残る |
縦穴は立ち入り禁止のため、上からパチリ | 最初の横穴の奥には、富士講の中興である食行身禄が祀られている |
付近には、胎内樹型以外にもいくつかの溶岩樹型がある(看板が無いと見落とす)こちらは複合溶岩樹型#23 | 複合溶岩樹型#23の一部 |
#5の入口の溶岩鍾乳石(天然ガラスに相当)は赤と青色できれい(奥には再溶融してできた大空間があるそうだ。今回は神事が行われるので入れなかった。こちらはいつでも入れるので、次回はヘルメットとヘッドランプで入ろう。入口は下り斜面なので注意) | 高尾山から歩いて富士登山の修行する一行が到着。すごい健脚揃いです |
胎内の前で般若心経はじめ読経。この後、兜巾をヘルメットに代えて、入洞。更に、溶岩樹型#5の地下空間で修法するそうだ。再溶融してツルツルの壁なので、とても良く響くそうだ | 帰りの途中、吉田神社近くで、26日の火祭りの松明をススキで作っていたので撮影させてもらった |
- 鳴沢のジラゴンノ
農協出荷場裏にある青木ヶ原丸尾溶岩流の断面露頭 | 夏草が行く手を阻む |
卯ノ岬は、貞観の噴火でせのうみを埋めた青木ヶ原溶岩流が連なる | 精進湖入口にある内部膨張して開口した溶岩ローブ |
- 大沢崩れ 岩樋
大沢崩れが溶岩流を浸食してできた天然の樋を、岩樋と呼び、ここが岩樋の出口(富士桜自然墓地公園から、GPS頼りに探し当てた) | 岩樋から下流には、大沢崩れから土石流で運ばれてきた土石が堆積 |
岩樋出口より上流に大滝が3つほどあるというので、ちょっと遡行してみたが、崖に行く手を阻まれる。 | この日は、落石が無かったのでヤレヤレ。想像していたよりも狭い。ここを土石流が流れたら恐ろしい |
最近テレビで報道された陸軍少年戦車学校が近くにあったので、お参りしてきた。4000人近くの少年が兵隊として訓練されて、600名以上が戦死した。二度と戦争を起こさない・起こらないことを祈った(記念碑は富士市松野の六方石を使用) | サイパンで使われた戦車が飾られている |