牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

函南周辺の露頭観察

軽井沢に住む地質・郷土研究家のWさん(神代杉展示場)を誘って、函南・三島地区の露頭を観察しにでかけました。以前から通りすがりに散見する露頭をまとめて観察。Wさんは農業に関連して、富士黒土層を研究しています。

まずは、田代のお観音さんと呼ばれる、観音堂の位置を確認。右は馬頭観音だが、左は明瞭ではない。立派なお堂である田代から三本松に抜ける道の途中にある丸石と呼ばれる大石(転石だが、気孔が引き伸ばされている)


神原近くの採土場の露頭 南傾斜で斜めに走る茶色のテフラは三島パミス(MP)か?大土肥の露頭(工事が始まると見えなくなるだろう)下部層には丸礫と砂が傾斜しているので川の跡か?


田種寺の箱根軽石火砕流の洞窟(軽石と火山灰が固結)開田院の箱根軽石火砕流の露頭(軽石と火山灰が固結)


箱根の里入口付近のローム茶色のテフラ拡大(これもMpか?)


見晴学園近くの笹原山中バイパスの工事現場の露頭(茶色のテフラがここにも?)同じく。


以前より気になっていた工事現場の大露頭作業休止中だったので、中で撮影させてもらった(バイパス工事完了後は見えなくなる貴重な露頭)不整合で左に走るテフラが富士黒土層(FB)か?


高さ20mほど。最下層は6万5千年前の箱根火砕流と思われる富士見食堂の上の工事現場の露頭では、中間の黒い帯が富士黒土層(FB)と思われる  左の礫は工事の埋め土


電車の窓から見えていた北沢の工事現場(旧亜鉛精錬工場跡地を宅地開発) 最上部のローム層しか明瞭ではない。最上段の白く見えるテフラはMpでは?


牛歩的写真中心網録”