牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

しろばんばの里

湯ヶ島の取材をしている中で、井上靖の[しろばんば]を久しぶりに読み直し、小説の世界に浸りにでかけました。

洪作達が通った旧湯ヶ島小学校跡地は、今は温泉会館になっている湯ヶ島小学校の記念碑は工事中の郵便局の横にある


”バスが開通するまでは、この駐車場(右の駐車場)から馬車が大仁まで往復。いつも見送りや出迎えの人々でにぎわっていた””子供たちは馬車を、すのこ橋まで追いかけた”


”洪作とおぬい婆さんが暮らした”土蔵の跡地は花壇になっている。医者に貸していた母屋は昭和の森会館に移築されたそうだ井上家旧居跡には”しろばんば”の文学碑が建つ


”子供達が遊んだ”上の家の四辻(今日はしろばんばは舞っていなかった)”幸夫”の家は雑貨屋


”洪作は土蔵と本家である上の家を行き来した””芳衛の家は当時、造り酒屋を営んでいた”


湯ヶ島小学校の校庭の北側には[地球上で
一番・・・]の文学碑が建ち
校庭からは富士山が見えていた(今は家で隠れている)


湯ヶ島小学校の入口には、洪作とおぬい婆さんの像が建つ”さき子と中川先生がデートした”天城神社


ユーモラスな顔をした二匹の狛犬が同じ方向をにらんでいる桜の里公園は湯ヶ島一番の富士山のビューポイントであり、しろばんばの舞台も見渡せる


逆光だが、天城も見えます春の桜の時期に再訪したい


”光一少年”のモデルとなった足立芳郎さんの書店”転校してきたあき子さんは、御料局(伊豆営林管理所)の娘だった”


熊野山墓地にある井上靖墓所(おぬい婆さんのモデルの”おかの婆さん”の墓は見つからなかった)墓所からは天城の山が良く見えます


色々な場面で出てくる西平の湯があった場所には、今では共同浴場の河鹿の湯が建てられている冷えた体を熱い湯で温めました




  • 浄蓮の滝

”犬飼先生が飛び込もうと考えた”浄蓮の滝。観光客が来る前に、朝一で撮影柱状節理の岩壁に垂れているのはハイコモチシダ



成就院観音堂安永五年に造立された三十三所観音霊場の写し霊場の入口(桑原の写し霊場よりも、距離・標高さが大きい)


第一番札所の那智山青岸渡寺如意輪観音第15番〜19番はまとめて安置


第33番の谷汲山華厳寺聖観音像(第32番が失われているだけで、他は全て残っている)途中には西平神社もある





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