この夏は、静岡県側の富士山は雲ばっかりで、カメラマン泣かせです。富士山は諦めて、涼しい青木ヶ原で火口探しに出かけました。
- 長尾山
青木が原で最後まで、活動したのが長尾山火山でかつ最大規模の溶岩流で青木ヶ原を埋め尽くした。
鳴沢林道の精進口登山道と交差する地点に駐車して、長尾山と片蓋山の火口を探します | トレイルは無いので、ネットで先人のトラックを調べて、ジグザグに登り、GPSで軌道修正しながら長尾山山頂にたどり着きました。二等三角点と小さな標識があるが、展望はゼロ。 |
地図では二つしか見えませんが、山頂の南西に火口が三つ並びます。最初の火口に向かって真っすぐ降ります | 火口には噴気や熱気は無かったが、火山弾らしきものが転がる |
火口底から火口縁を見上げてパノラマで。火口縁はきれいなすり鉢型をしている。
第二の火口を火口縁から見下ろす | 火口は朽ちた木が苔むしている。火山弾は少ししか見つからない |
第三の火口に向かって直滑降 | 火口縁の西側には火山弾がたくさん転がっています |
- アズキナシ
鳴沢林道の終点には、アズキナシという巨木がランドマークになっている | |
果実の形が梨のようで、大きさが小豆のように小さいことから名づけられた |
- 片蓋山
片蓋山もトレイルはなく、青空目指してジグザグに登ると、15分ほどで山頂に立ちます。期待していた展望は全くなし | 山頂から、直滑降で降りた火口には、火山弾が転んでいます |
火口から、火口縁をパノラマで。
構成遺産のひとつである村山の浅間神社 | 狛犬は溶岩の台座の上に立っています |
本宮。他の浅間神社に比べて、構成遺産としては地味か | |