牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

富士山 太郎坊・御殿庭・幕岩

小山教授の新刊[富士山 大自然の道案内]に触発されて、富士山のジオポイントの巡検をスタートしました。マイカー規制の無い御殿場口を起点として、いくつかのジオポイントを周ってみました。(解説の大部分は、[大自然の道案内]から管理人の理解により記したものです。詳しくは、本でご確認ください)続編はいつになるか分かりませんが、乞うご期待。

  • 太郎坊

太郎坊登山口からスタート(駐車場も登山口も空いています)太郎坊付近、太郎坊駐車場にあるというシマシマの地層を探しましたが、見つからない。(駐車場近くのスコリア層をパチリ)手前の黒いスコリアは沢伝いに流れ着いたもの



  • 二つ塚

側火山の二つ塚(南)から、富士山・宝永山・二つ塚(北)を展望フジアザミも少し咲き始めました



  • 御殿庭

ホタルブクロも富士山では、背が低くてピンクです森はキノコの山、取り放題



  • 宝永山(割れ目噴火の火口列)

宝永山第一火口壁宝永山の赤岩(古富士火山の山体の一部が、2900年前の山体崩壊時に残った古い峰の一部が、宝永噴火を起こしたマグマの突き上げによって顔を出した)


宝永山第二火口宝永山第三火口


火口壁には、十二薬師岩の板状の岩脈(望遠レンズを邪魔になるからと置いてきたのが悔やまれる)スコリアの上のイタドリのお花畑には、アサギマダラも舞っています



  • 幕岩

幕岩の上流の沢には、大量のスコリアの土石流が堆積して、道標も埋めています幕岩の上流の沢に、宝永噴火で降り積もった分厚い火山礫の地層を探すも、見つからない。(ここは、幕岩の上部の沢)


幕岩も下から見上げるが、草木が繁茂していて見えにくくなっている(幕岩と下の溶岩流は、4500年前の新富士火山から流れた溶岩)スコリア堆積物の上流れた溶岩が、スコリアを固着したようだ



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