牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

函南遺産の取材

【函南遺産】のホームページに載せる記事の取材に出かけました。コンテンツが多く、場所も点在しているので、写真撮影も何回にも分けて行います。

1年前に路線が通っていたとされる跡を踏査しましたが、遺構らしきものは見つかりませんでした。今回、近くに住んでいる元教師の方が著した[ふるさと函南の学習]をいただき、函南駅側の一部の路線跡を探し出しました。
大場駅を始点として、西口軽便鉄道の路線は、県道141号線を東に進み途中から上沢公民館の南側を通り、平井台地の山裾を北上します。

この地点で、県道田原野・函南停車場線を渡って、右側の細い道に入ります函南神社の前の細い道を進み


大竹発電所行線路との分岐点を右に進み現在の製紐工場の倉庫が終点であることを、工場の元経営者に確認できました



大竹発電所行線路は冷川に掛けられたこの橋脚(この橋脚が唯一の遺構)上に掛けられていた線路を渡って、発電所に続いていました


丹那トンネルを撮影したいために、入場券を払ってホームの東端で撮影しました。

トンネルの闇の向こうから電車が飛び出してきました




  • 八ツ溝用水

家の周囲にも流れてきている八ツ溝用水の源流を訪ねました。

来光川に設けられた堰により、左の取水口の水門に流れ込む水門の反対側 ここが八ツ溝用水の水源


【狩穴堰】 上沢公民館の前で、用水は、大場川用水・八ツ溝用水・上沢用水の三筋に分かれます。分水は、64,5本の杭により分水量を調整します八ツ溝用水は、中学校入口の近くの堰で、間宮用水・塚本用水・仁田用水に分水されます




  • その他

函南遺産の他のコンテンツに使う写真も撮ってみました。

丹那断層の地層標本(中央公民館蔵)北條宗時・狩野茂光の墓


春日神社の大クス東海道線の下の3つ目トンネルをくぐって、来光川は流れ下る


新装開店準備中の仏の里美術館


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