そろそろ梅雨明けか。夏がもうすぐそこに来ている。コロナと熱中症の心配が少ないので、国士峠周辺の古道を歩いて、中伊豆の火口を5ツ探索した。
-国士越火山
国士峠周辺には、3つの火山が並ぶ。峠の南で、もっとも北に国士越火山のマールが半分侵食された状態で残っている。
火口底には、植林が覆っている。
火口壁の道路際には、爆発角礫岩が含まれる地層が露頭する。
-国士峠
国士峠はいくつかの地点がある。ここは県道の国士峠
その国士峠の北の林道に、カワゴ平のパミスが含まれる地層が露頭する。
国士峠の東の道路際にもパミス露頭
道路の上にある三角点のある国士峠
四辻にある旧国士峠
どこも、スズメバチが偵察に襲ってきて、頭を低くして逃げました。
-国士越南火山
国士越南火山には3ツの火口跡がある。最初にでてくるのは、一番広くて明るい中央火口。この下にすり鉢状の火口があるらしい?
樹林帯と草原帯が混じる広い窪地
大きな木も育っている
上の火口跡
説明2
下の火口跡
炭焼き跡
国士越南火山からの溶岩流が県道下に見えた。
-箒原東火山
一番奥の三方が火口壁に囲まれた窪地に、箒原東火山のマールの火口跡がある。
火口には植林がされている。
-伊豆市資料館