中伊豆エリアの研修に参加して、守山周辺のジオサイトを観察した。
守山は静浦山地や葛城山と同様に、白浜層群の凝灰岩にマグマが貫入して、その後侵食・隆起で固い地層が残った。周囲は狩野川の流路の沖積層。狩野川の自然堤防の微地形が残っているところもある。下田街道や沿道の集落は、自然堤防の上に築かれた。
真珠院西の墓地の上に、岩脈の露頭(デイサイト) | 周囲は白浜層群の凝灰岩だが、岩脈が貫入している |
岩脈に刻まれた摩崖仏 | 欠けているので、判定は難しが、阿弥陀如来像といわれている |
正安四年建立の五輪塔 | 凝灰岩が露頭する |
八重姫の供養のためのミニはしごが奉納される | 願かけ石 |
お堂の右手の凝灰岩露頭 | 狩野川台風の水位到達碑 |
守山八幡宮北の岩脈の露頭 | |