牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

西伊豆 取材

生涯学習塾のテキストを作成していたら、堂ヶ島周辺の写真が少ないことに気付いた。良く出かけている割には、写真を撮る機会が少なかったことが分かる。改めて、午前限定の巡検に出かけた。

  • 駐車場〜沢田公園への道

乗浜海岸近くの国道沿いの空き地にある水底土石流露頭に巨大な火山弾??がめり込んでいる。(午前の光では、分かりにくい)露頭の右側にも二つほどの大きな火山弾らしきものがめり込んでいる


乗浜から仁科港に抜ける道の途中に白岩山の凝灰岩をくりぬいてお堂がはめ込まれている中央に虚空蔵菩薩が線刻で描かれている



  • 沢田公園・枯野公園

枯野公園(鍛冶屋浜)の露頭では、軽石凝灰岩の上に水底土石流が覆っている中央が兜岩で、その後ろの崖の背後に大幕といわれる海食洞が隠れている


軽石凝灰岩と水底土石流の間には、荷重痕が蛇のようにうねっている


仁科港の入口には、水冷破砕溶岩が層をなす急冷されてパリパリに破砕した溶岩 周りの黄色のシルトのようなものは細かく破砕した溶岩


竜爪神社側から大幕の一部が見える(灯台跡まで踏み跡はあるが、夏草が遮るので、冬に再挑戦大幕から離れた駐車場の一角が立ち入り禁止。何かと思ったら、海食洞の天井が崩落を始めている。波の音が聞こえる。


堂ヶ島クルーズに乗りたかったが、うねりが残っているために欠航。なかなか乗れる機会に巡り合わない。

乗浜から亀島を見る亀島は水底土石流の級化構造が分かりやすい


幾層もの軽石凝灰岩の縞々の中に、斜交層理らしきものが見える水底土石流の上にめり込んだ火山弾(堂ヶ島では、水底土石流の上に軽石凝灰岩の縞々が覆うように見える)


これらは急冷された火山弾から割れた小片が飛んできたものか?天窓洞を上から覗く



牛歩的写真中心網録”