隣の渓流釣り師さんを誘って、河津の滝めぐりをしました。萩ノ入川沿いの林道を二本杉峠近くまで登り、そこから二本杉林道を宗太郎園地まで下り、七滝に戻る約18kmの山道を歩きました。
- 沼の川南火山・北火山
沼の川南火山からの溶岩流の末端部が、萩の入川を堰き止め、その後、渓流に侵食されて柱状節理が露頭しています | |
清流に作られたワサビ畑では出荷の準備が | ワサビの花も見ごろです |
林道の分岐を左に行くと、ワサビ田の上に、煉瓦の洞遺跡があります | 安政元年から明治時代にかけて耐火煉瓦が作られた登り窯が朽ちている |
萩の入川の渓谷は、無名だが素晴らしい滝が続きます。 | 但し深い谷が刻まれており、降りるのは困難が伴いそう |
沼の川北火山(スコリア丘)と思われる山体 | 林道に転がっていた亀の甲羅の形をした火山弾 |
[伊豆の大地の物語]p153のスコリア丘断面(火山弾を多数含む)を探して、林道を歩き回ったが、同じ場所は見つけられなかった。 | 長い迂回の末に、宗太郎林道にたどり着きました(二本杉林道から宗太郎園地までの遊歩道は山腹崩壊で通行が困難です) |
- 七滝
約2万5千年前に、噴火した登り尾南火山からの溶岩流が河津川の谷を埋めつくし、浸食されてできたのが河津七滝です。
七滝の上流部にある猿田淵は長い滑滝が | 滝壺が深そうな淵になっています(猿田彦命が大きなヤマメが釣ったという伝説) |
釜滝までは、ヒノキの良い香りの階段と階段付きの吊り橋で安全に下りれようになりました。 | |
七滝の最上部の釜滝 | 滝壺の周囲は、柱状節理が見事です |
えび滝の下部 | 海底火山の地層(凝灰岩?)が見られるというが、どこか? |
へび滝 | |
初景滝 | 近くには柱状節理の露頭が間近に見えます |
かに滝(下流から) | |
残りの、出合滝と大滝は時間が無いので、次回に |