函南町の仏像好きの善男善女と共に、京都と奈良に修学旅行気分で、たくさんの仏像を拝観してきました。2日間とも、幸い天気に恵まれて、紅葉も楽しみながらのブラリ旅を満喫できました。ほとんどの仏像は撮影禁止なので、頭にしっかりと焼き付けたつもりでしたが、現像されていませんでした。(公開されている画像にリンク)
- 東寺
講堂内には、大日如来を中心として、五智如来・五大菩薩・五大明王・梵天・帝釈天・四天王が空海が企画した密教の世界観を立体曼荼羅として再現している。
金堂には、薬師三尊が安置され、薬師如来の台座に十二神将が守っています。(桃山時代・康正作)
さすが京都の紅葉、いい味でています。背景に講堂と金堂が透けます | 五重塔と紅葉 |
国宝館で女学生に挟まれて、阿修羅を含む八部衆を始めとして、多くの国宝・重文に圧倒されました。
国宝の東金堂には、国宝の薬師三尊像と十二神将像などが、聖武天皇の母の病気平癒を願って作られました
東金堂と五重塔 | 工事中の北円堂(南円堂と三重塔もめぐりました) |
- 奈良公園散策
明け方、宿近くの奈良公園を鹿と一緒に散策しました。
春日大社 | 水面に映る姿が美しいと言われる浮見堂ですが、水が白くて |
奈良公園では鹿が優先です | |
鹿せんべいを買ったら、最後まで鹿に付きまとわれ、突かれました |
- 新薬師寺
開門と同時に、国宝の十二神将像を拝観です | |
本尊の薬師如来像は大きな目が特徴。 十二神将像は奈良時代の制作(最古の十二神将)の塑像で、動きが少なく、干支の動物もつけていない。 |
法華堂(三月堂) | |
丈六の不空羂索観音等が、同時期に作られたお堂の中に祀られる。銀製の宝冠には阿弥陀如来の化仏があるそうだが、暗くて見えない。写真で見せてもらった | |
お水取りが行われる二月堂 | 回廊から奈良市街を一望 |
築地塀の坂道から二月堂を振り返る | |
大仏殿 | ここだけは撮影OK。盧舎那仏(釈迦如来の別名)と虚空蔵菩薩 |
修学旅行の定番:柱くぐり | 南大門 |
通常とは逆に、左に阿形(運慶・快慶などの作) | 右に吽形(湛慶・常覚などの作) |