函南町の月光天文台では、[世界のアンモナイト]&[月への扉]のふたつの企画展が一度に観られます。涼しさを求めて出かけましたが、案外暑かった。
- 世界のアンモナイト展
黄鉄鉱化したアンモナイト(ジュラ紀後期・ロシア産 | オパールに換わったアンモライト(白亜紀後期・カナダ産) |
模様は、隔壁と殻のまじわるところにある縫合線です。縫合線は時代とともに単純な形からこのように複雑なアンモナイト型に変化します。 | |
他にも30か国(60点)のアンモナイトが展示されています http://www.gekkou.or.jp/g-5/h5-2013/g5-toku-67th.html |
- 常設展から
最近、興味のある地球創世期の岩石も展示されていることが分かりました。海外や国立博物館に行かなくとも、近場で見れるなんて。感激です。
藍藻(シアノバクテリア)類の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石。浅い海で光合成で大量の酸素を発生 | |
世界最古(42億年前)の岩石 | 縞状鉄鉱(先カンブリア紀の海底に堆積した酸化鉄を主体とする堆積鉱床) |
- 月への扉展
月に関する基礎知識から、人間が月に降り立つまでの軌跡を写真や資料で紹介しています。
アポロ11号の月面での美しい写真も展示 | 月の鉱物も、地球上の玄武岩・斜長石・灰長石などから成る。ちなみに月の海と言われる場所は、玄武岩の黒 |
たまたま、顔を出した太陽の黒点を、屈折望遠鏡で紙の上に映し出してくれました(カメラが斜めで撮っているので、歪んでいます) | |
このくらいの黒点で地球と同じ大きさ |