小稲の来宮神社の祭典に奉納される虎舞に、動画撮りを目的に六年ぶりに出かけた。午前中に三ツ石岬・正午に大瀬の陰陽石探し、午後は銀の湯で休憩して、満を持して臨んだ。
太鼓の練り
港の一角に設けられた祭場に、太鼓台が据えられ、虎が横たわる。子供たちがおそるおそる虎に触ろうとする。
名月の下、太鼓と笛の音が響き渡る。
いきなり頭をもたげた虎に驚く子供
虎舞
虎の中に二人の若衆が入り、虎が立ち上がると寅舞の始まり。
虎は階段を上り、竹やぶに見立てた舞台で大暴れ。二つの提灯で、虎に舞台端が見えるように照らします。
アクロバティックかつ愛嬌のある仕草で観客を沸かせる。
後ろの舞手が逆立ちして、かついだまま階段を降りてくる。
虎がしばし休んでいる間に太鼓打ちが交代する。勇気ある女の子がバチをはざいて拍手喝采。
虎の舞手が交代して、再び舞台に昇る。
狭い舞台から落ちないかハラハラドキドキする観衆
和藤内が登場して、口上を述べて虎退治が始まる。
和藤内が虎と格闘し、最後は捕まえる。
高らかに虎を生け捕りしたことを喜ぶ和藤内。
生け捕りにした虎を担ぎ下ろす和藤内。これにて、虎舞は終了。お疲れさまでした。
太鼓台の門付けの一部と、虎舞を動画で撮影した。