ジオツアー三島で小田原城

静岡県地学会東部支部主催のジオツアーに参加して、桜咲く小田原城界隈を歩きました。

小田原駅からスタートして、まず初めに北条氏政・氏照の墓所を訪れた。墓所の玉垣には、幸せの鈴が鈴なりに吊るされている。

秀吉の小田原攻めにより、五代当主北条氏直は降伏し、小田原城は開城。四代当主・北条氏政と弟氏照が切腹させられた。

小田原城の北にある幸田門跡の石垣。石垣は江戸時代に積まれたもの。

幸田門に残る土塁。右側が外堀に相当する。小田原城の総構えは、土塁と空堀で、全周約９Ｋｍを築き、当時の城下町をすっぽりと囲んでいる。

三の丸の大手門から小田原城が見える。

大手門には、立派な石垣の上に鐘楼が設けられている。

松原神社側から西には、外堀があったが、埋め立てられている。

小田原宿の総鎮守として崇敬される松原神社の桜

落花盛ん

小田原には、本陣が４つあった。その筆頭である大清水本陣に明治天皇は回宿泊している。行在所の石碑（小松石）が残る。

古くからある薬屋

ういろう本店の威容

箱根口門の石垣の遺構

三の丸小学校の立派な校門

内堀の桜

散り始めているが、まだ見ごろで、大勢の花見客が出ている。

馬屋曲輪と桜

３月２８日のツアーの時も見ごろだったとのこと。

馬出門の桜

同じく

馬出門

馬出門に入ると、四方の銃眼から鉄砲で撃たれる。

銅板で補強した銅門

二ノ丸から望む本丸と天守

本丸への石段の桜

本丸で映えるコスプレ写真を撮る集団

本丸から見上げる天守。小田原城は、６万５千年前の箱根火山の火砕流（Hk-TPfl）が厚く積もった台地の上に建てられた。

せっかくの機会だから、天守閣に入る。金網が邪魔して、撮影には向かないが、地景観察には良い。