牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

ジオツアー[沼津宿・沼津城]

雨が降ったり止んだりの不安定な天候の下、静岡県地学会東部支部主催のジオツアーで、沼津市街地を歩きました。

沼津駅前に集合した怪しい集団 手配師の指示を聴きます戦国時代に武田勝頼が築城した三枚橋城と江戸時代に水野家が築城した沼津城の痕跡を探します。今の中央公園が沼津城の本丸(天守閣はトイレのあたり、とほほ)


沼津城の外郭跡と狩野川堤の間の狭い道を通る旧東海道を川廓と呼びます。国1側に比べて低いのが分かる石塀に使われているのは凝灰岩


旧東海道沿いには、一里塚が残る玉砥石と言われる柱状節理の柱 1200年前に玉を磨くために用いられたので、直線的な溝が残る。狩野川上流から船で運ばれたのか?


日枝神社の鳥居前には、凝灰角礫岩の丸石桜の紅葉がきれいな日枝神社境内(狩野川は以前石段近くまで浸食した)


石灯籠は、長岡凝灰岩境内社の日枝天満宮


平作地蔵尊 三大仇討ちのひとつに所縁のあるらしい玉造水神社 古来この地域は玉造部が住んだ玉造郷で、玉が造られていた


貫山は白浜層群に属する海底火山の火山の根が隆起した山で、香貫山安山岩層と呼ばれる。北半には凝灰角礫岩が露頭南半には複輝石安山岩から成るが、北のここにも露頭


雨のため、香貫山山頂はあきらめて、香陵台で早めの昼食沼津市街・駿河湾も良く見えない


霊山寺墓地近くの磨崖仏 釈迦牟尼仏鎌倉時代に造られた五輪塔 凝灰岩で作られたので風化が激しい


宝篋印塔と五輪塔の形式が混在したもの 水輪には、宝篋印塔に見られる四方仏が刻まれている霊山時の参道


霊山寺本堂隣には、豊川稲荷神仏混淆で祀られている。香貫地区の水利を改良するために、江戸時代に狩野川の流れを引いた横田内膳が残した内膳堀が開渠となり現れる


楊原神社 延喜式では、伊豆田方郡楊原神社明神大社と三島大社に次ぐ格付け。祭神は大山祇命沼津市役所玄関にはいくつかの珍しい石のオブジェがある。これはサンゴの化石が見える


八幡神社三島溶岩の石碑(小堰石)


ビル街に復元された三枚橋城の石垣貫山安山岩が使われている



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