牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

富士山 夜景〜朝景

久しぶりに富士山の周囲の雲が取れそうなので、かねてより計画していていた登山道の明かりを中心に、撮影のロケハンにでかける。あわよくば、そのまま撮影モードに突入して、赤富士までの徹夜も辞さない覚悟で出かける。籠坂トンネル入り口での車両火災のため、大渋滞に巻き込まれて1時間遅れで、中の茶屋に到着。

  • 滝沢林道ロケハン

富士山に一番近寄れる滝沢林道。改めて赤富士の撮影ポイントを探してみたが、樹林帯が伐採された狭い空間からの撮影を強いられる。到着した時点では、山頂は雲の中だったので、ロケハンは成果なし。長い林道を登るので、労多くして益少なし


  • 高座山中腹ロケハン

忍野の鳥居地峠の駐車スペースに車を置いて、林道を15分ほど登ると、忍草地区の管理地の開けた野原に出る。一か所だけ、富士山方向に視界が開けた場所からの広角(16mm)撮影

望遠(80mm)で山頂のアップ高座山を振り返る(鳥居地峠までの細い林道は、道幅が狭くて、かわすスペースがほとんどない)




  • 二十曲峠ロケハン

二十曲峠に着いたときは、日が沈んだ後。それでも、ロケハンはできた。上には送電線があり、天の川の撮影には向かない。左右には、アカマツらしき樹林が視界を狭める

駐車場には10台ていどの車を停められる。バイオトイレもある。


  • 忍野田園

夕飯を食べに二十曲峠から忍野に降りて、食事後に十二曲峠に上る途中、忍野の田園道路から富士山頂がくっきりと見えてきたので、思わず車を停めて、撮影、月が周囲の雲をきれいに浮かびあげる望遠(80mm)での山頂アップ。山小屋の明かりが登山道を浮かび上がらす(左の稜線が御殿場口、左から須走口、右からは吉田口の各登山道が走る




  • 二十曲峠

腹ごしらえして、峠の展望場所に戻る。月が沈むまで、車内で仮眠。23時に起きて、撮影していると鹿のグループが近くまで接近。ライトで追い返すもののうろうろしている人文字は、ほぼ正面に見える。望遠(80mm)


20分の露出で、星を流す。この時間にはジェット機も飛ばないので助かる。ただ、右側は光害により、天の川が消えてしまった(明るい場所がある場合は、比較明合成のほうが有利)



  • 花の都公園

赤富士を撮るために、梨ケ原に移動の途中、花の都公園のインパチェンス畑からも富士山がくっきり。Uターンして撮影してきた望遠(80mm)




  • 梨ケ原

入会日のため演習場内に入れる。他の車に着いていくもののオフロード車なので、はぐれてしまう。先がダートぼいので、手前で断念して、ヘッドライトを頼りに撮影ポイントを見つけた。まだ低層雲が残る20分スローシャッターで流す


ソフトフィルターを入れると、山小屋の明かりまがにじんでしまうので使えない登山道の明かりは正面よりも少し西側となる。よく見ると、山頂にはご来光に集まったライトが直線に並ぶ


夜明け前だが、露出を上げると山肌が赤く見える東雲と雲海


明るくなってから、撮影ポイントの状況が分かってきた。手前はススキ夜明け後、数分で赤みが強くなる(赤を強めに現像)


雨はおとといだったが、何とか赤富士を撮影できた。空が青いといいのだが

撮影終了後、明るくなったので、ダートのほうに歩いて行ってみたら、130m射場のところが撮影スポットであることが分かった(四駆でないとダートの通行は無理。手前の駐車スペースを探して停めてから、歩くしかない。足元が開けて見晴らしの良い場所があったのだ人文字も正面に近くなる


東にはススキの原が広がる朝の光に輝くススキの穂



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