牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

富士山 朝景

梨ケ原の北富士演習場の立入日なので、未明に出撃した。

梨ケ原

ライブカメラでは、ハッキリしなかったが、梨ケ原に入ったら、ばっちりと星空だった。
おそらく今年最後の登山者の賑わいだろう。吉田口と須走口の光跡が交わっている。

スローシャッター10分の露光で光跡を繋げた。ジェット機も車の灯りも入らないので、安心して放置できる。20分露光したものは、途中から市民薄明となり、白飛びしてしまった。
日の出前後の赤富士を狙ったが、東の低空に雲が張り出していて、日の出直後の光は富士山には当たらなかった。
暗い中だったので、撮影場所を間違えてしまったが、少し高くなっているので、富士山の裾野まで撮影できる好ポイントだった。

山頂から朝日が当たってきて、少しだけ赤くなった。
山頂を、換算450mmまでズームしてみた。

鐘山の滝

鐘山の滝に寄って、光芒を撮影。水煙が少ない。
紅葉には早いが、落ち葉が回っている。

富士山レーダードーム館

時間が有り余るので、道の駅・富士吉田に併設されている富士山レーダードーム館の開館まだ待って見学した。屋上にレーダードームが復元されている。
剣が峰のレーダードームと気象観測所のジオラマ富士登山した時に、最後の上り坂がきつかったことを思い出した。1964年に完成・運用開始して、1999年に35年間にわたる観測業務を終了した。新田次郎の富士山頂での苦労がしのばれる良い展示でした。

三菱電機製のレーダー装置(自家発電設備もあったが、主電源は山体に埋設した地下電力ケーブルで麓から供給していたことを始めて知った。)
観測装置も復元されている。天井には、レーダーが回転している。

富士山頂でのご来光時の寒さを体験した。
空いていたので、山頂のブリザードも体験した。1分間だから耐えられるが、長時間となると持たないだろう。

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