沼津駿東エリア主催のモニターツアーに参加してみました。函南三島エリアでの常設コース開設の参考になると思います。
口野の集合場所からバスで獅子浜に移動。布島は離れた場所から見るので、観察とは言えない。そのあとは歩いて口野に戻ります。
大久保の鼻の採石場の先端にに残る岩脈 | 難破したプチャーチンの部隊の一部が一泊した照江寺 |
江の浦凝灰岩を積んだ民家の石蔵 | 静浦ドックの岩脈は崩壊したため、コンクリートで覆われてしまった。残念 |
江の浦のトンネル近くに安置される三体の伊豆型道祖神 | 横穴群への途中に露頭する石丁場跡 |
江の浦横穴群 古墳時代に江の浦凝灰岩の斜面に掘られた横穴墓 | 横穴墓の内部には、凝灰岩の縞々と斜交層理らしきものも見える |
戦時中、海軍の特攻兵器を格納するために、江の浦凝灰岩の崖を掘った。ベニヤ板で艤装された震洋という小型ボートが格納されていた | 海に突き出た岩脈の上部を津波避難場として再利用。下は旧国道のトンネルが貫通している |
多比第一トンネルは、安山岩の岩脈を掘ったもの | 旧道の多比第一隧道 旧天城隧道と似ている |
隧道の一部には、江の浦凝灰岩の縞々も見える。不整合面に加えて、斜交層理や小断層なども見えている | 多比のスーパー堤防 津波から多比を護る 60億円も使ったそうだ |
スーパー堤防に守られている水神さん? 小さな石蔵にも縞々・斜交層理が走る | 口野の凝灰岩の崖に穿たれた収蔵庫 |
口野の凝灰岩露頭 斜交層理が見にくくなっている | 切通しは相変わらず通行禁止でもったいない |
お稲荷さんを祀る潮汐神社は凝灰岩で造られている | |
このエリアでは、多くの貴重な露頭が崩壊などの危険を減らすために、コンクリートで覆われてきている。ジオ遺産の保護と活用が問われる。 |