牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

観光ウォッチング・ツアー2日目

函南町の観光ウォッチング・ツアーの2日目は、ガイドは他の人に任せ、オブザーバーでのんびりと楽しみました。昨日に続く快晴の下、元気に和気あいあいと大人の遠足を楽しみました。色々な人に出逢い、教えてもらったツアーでした。

一番のケーブルカーで、十国峠山頂に(ハローウィンの飾り)芝生の広場の先にある源実朝の歌碑から初島を望む


丹那断層公園でのジオガイド長光寺では、またも本堂に上げてもらいました。昭和書碑林もご住職が草刈してくれてあり、書碑の解説もついて、みんな満足。


月光天文台では、黒点の観測と化石の観察高源寺では檀家総代にガイドしてもらった。この石は何で気泡があるのだろうか?



函南町観光ウォッチング・ツアー

函南町民対象に、函南町文化財・史跡など全21か所を2日間で巡る”観光ウォッチング・ツアー”の一日目の7か所をガイドしました。名前は聞いたことがあるが、訪れたことが少ないという場所が多くて、皆さん楽しんでいただたようです。

興聖寺の襖絵の前では朗読会に入っているガイドさんに、市原悦子ばりの声で朗読をお願いしました六万部寺にあった故釘供養の石碑(大工さんが供養しているのか?)


六万部寺の経塚の頂に、五輪塔があることが判明柏谷横穴群


新しくできた桑原区文化財保存会によるガイドこのあと薬師堂内でお接待を受けました



函南町観光ウォッチングツアー 参加者募集中

函南町の観光施設・ジオポイントや文化財施設に触れる観光ウォッチングツアーの参加者を募集中です。まだ空きがあるので、町外の方でも参加が可能です。但し、2日間(10月16日と17日または、30日と31日)共参加できる方に限定されています。

1日目

2日目

申し込み・問い合わせは、函南町企画財政課 (055-979-8101)まで。

文化財巡りの研修

仏の里美術館のガイド対象に、函南町文化財巡りの研修を実行しました。主要な6ポイントを訪ねる機会が取れない方がおおく、1期〜3期生合同で文化財に直接触れて楽しむことが出来ました。雨の心配もなく、曇天で暑くもなく、無事に終了。

高源寺の宝篋印塔についての小生のガイドへの補足(というよりも新たな知識)をS先生から伺う

今日は先生の86歳の誕生日。いつまでも元気で、文化財の楽しみ方を教えてください
田代の双体道祖神をガイド[頭には烏帽子をかぶることから神像/手は合掌し、着衣からも仏像、と神仏混交で、男女の区別はない]と理解するのが、新たな知見


法傳寺の地獄絵図(彩色が以前よりも剥落しているような気がする)六万部寺の経塚。付近にも円墳があるので、古墳時代のこの地方の地位ある人を葬った円墳を利用したと考えられる


興聖寺マリア観音(襖絵のガイドでは、まんが日本昔話風に朗読して、大正解)三宝荒神荒神さんの説明を聞く(三宝とは、仏・法・僧のこと。荒神とは、火や竈の神様)荒神さんと磨崖仏はまさしく神仏混交の名残




皆さん、よく勉強してきました。仏像以外のガイドにも活躍できる場があるといいね。

館長と賽の神を巡るウォーキング

仏の里美術館の館長と巡る賽の神ウォーキングに参加しました。全て既知の石造物ですが、館長の説明で理解がリフレッシュされました。ガイド仲間や常連さんが多くて、皆さん歩くことも勉強することも楽しんでいました。

光明院蓮華寺跡で千体仏の説明を聞く上沢の賽の神(伊豆型)なぜか近くにもさいの神(伊豆型)



上沢にはいくつからの賽の神が残る(伊豆型)昔から交通の要所であったことが偲ばれる。これは道標が追記されている道祖神上沢の賽の神(浮き彫り)



馬の繕い場の馬頭観音大竹の賽の神日陰の双体道祖神



熊野神社境内に移された日向の賽の神(右端の伊豆型)熊野神社境内でウォーキング終了


日なたは暑かったが、木陰が多くて涼むことができ、熱中症も出なくてやれやれでした。

  • 桑原のおちんぼさん

地元の人に、美術館上のタケヤブの祠に”おちんぼさん”と呼ばれる陽棒が二本祀られていると聞いて、確認してきました。高さ40cmほどの自然石です。


近くの家で祀っているとのことですが、子授けの願をかけたモノでしょうか?半紙にくるまれて大事にされています


函南町の庚申塔調査

大平の桃源院の庚申塔は、”三猿”に加えて、”二鶏”と”日月”を刻んである珍しいものであることを教えられた。
函南町の江戸時代の庚申塔で、そのような様式のものが有るのか調査してみました。結果は、三猿二鶏様式のものはありませんでした。

函南町で江戸時代制作と考えられ庚申塔は、全部で21基ですが、その内3基に猿が刻まれています。

肥田 香徳寺 正面下部に”三猿”。上部に”日月”左右側面には、”蓮華”が刻まれています


軽井沢の庚申塔には、”聞かザル”だけが刻まれています側面には、元禄十三年の年号。”鶏”が刻まれているとのことだが、下部が土に埋もれているので確認できない


桑原 熊野神社庚申塔の正面下部には、”三猿”が刻まれています。寛政十二年 上部に”日輪”らしきもの両側面には、”蓮華”が明瞭に刻まれています



館長と行く歴史探訪ウォーキング

かんなみ仏の里美術館主催のウォーキングでサポートしてきました。満開の桜の下でのウォーキングを計画しましたが、タイミングが外れました。50名もの参加を得て、いつも大好評のウォーキングでした。

バスで市山新田の宗福寺まで移動。ウォーキングのスタートです西国三十三か所と百八十八か所の巡礼塔


普門院のお堂の障子の穴を覗くと目の前に安置されている鉄牛上人と目があいビックリします。背後のご本尊は聖観音菩薩(釈迦如来では?)で、脇侍に毘沙門天不動明王を従えます


旧東海道の臼転坂(うすころげざか)を登ります山新田のお堂前には、六地蔵が2組大切に安置されています


旧東海道を離れ、時代劇のロケに使われたという農道を通ります

韮山往還に合流して、台崎神社で休憩庚申塔と庚申松の供養塔(今では、2代目の庚申松が元気に育つ)


本日の目玉・妙法華寺ヤマザクラはまだ蕾で、残念駐車場では早咲きの桜が満開です

本堂の前には、仁王像(吽形)と仁王像(阿形)が、本尊を守ります


ツバキの下でくつろぐ友たちなぜか火山弾が置いてある


韮山往還沿いの山神社には祭り飾りが残ります竹で作ったとっくりでお神酒を捧げます



牛歩的写真中心網録”