浜松市北区の滝沢でお盆行事として奉納される放歌踊りの撮影にでかけた。
林慶寺
祭りの準備
夕方6時の奉納前に、近くの公民館で準備が始まる。
笛の調子を確認している。
6時前に公民館前に集合する。
大念仏
二人の頭先を先頭に林慶寺境内に庭入する。
本堂前に勢ぞろい。
最初に奉納されるのは、大念仏らしい。
4台の太鼓が先頭で独特な拍子をとる。
中央に双盤とよばれる二つの向き合わせた銅鑼が荘厳な空気を奏でる。
ゆっくりと進む時間は、お盆の雰囲気にふさわしい。
哀愁を帯びた笛の音とともに、音頭取りに合わせて御詠歌のような歌まくらを唱和する。
太鼓の廻りで、派手な動きをしますが、リズムはとてもゆっくり。
太鼓を持ち上げて鳴らす。
左右に分かれて太鼓を鳴らす。
大念仏が終わると小休止。
放歌踊り
二人一組の踊り手が太鼓を中にして、向かい合う。
笛の音に合わせて、左右に踏み出しては刀で太鼓を切るような所作をしながら踊る。
太鼓は一休みして、頭先・幟を先頭に、境内を廻る。
双盤や笛、供回り、太鼓も続く。
しばらくすると、大きな団扇をもったひょっとこと扇子を持ったオカメが現れる。
ひょっとことオカメは景気付けをして、にぎやかな雰囲気にする。
大団扇には、”佛”と”神”の字が大書されている。
放歌踊りを奉納した一行は、境内から出ていく。
ひょっとことオカメも後をよろけながら追っていく。
林慶寺での大念仏と放歌踊りを、iPhoneで動画撮影しました。
この後、地区の新盆のお宅(4軒)での大念仏・放歌踊りに出かける。(戻ってくると12時になるそうだ) いずれも離れた場所なので、バスやトラックで向かう。