牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

大瀬崎・戸田の巡検

静岡県地学会・東部支部主催の巡検に参加して、大瀬崎と戸田と達磨山レストハウスを巡ってきました。

大瀬崎

珍しくダイバーが少ない大瀬の波止場から、静浦山地を望む。
大瀬崎神社の神池の神秘は解き明かされなかった。

神池のほとりに見える円礫が砂嘴を構成している。
外海沿いの歩道に露頭するのは、白浜層群の凝灰岩・凝灰角礫岩で、海成の堆積層。

その右(南)に、赤色の地層が露頭する。更に右には、大瀬崎火山の溶岩壁があるので、この中間の地層はどちらに属するのか?
大瀬崎火山の溶岩流と火山礫の互層。大瀬崎火山の中心は西の外海かもしれない。

誰もいない礫浜で、富士山を眺めながら、おにぎりを食べる。

戸田御浜岬・造船郷土資料博物館

ディアナ号の3つの錨のひとつが展示されている造船郷里資料博物館を、地元のジオガイドに案内してもらう。
ディアナ号の模型

戸田で建造されたヘダ号の模型。初めて作られた洋式の帆船で、当時の船大工の技術と道具で約3か月で100トン(定員50人)の帆船を造り上げた。造船に関わった船大工たちは、その後の造船業の発達に貢献しました。
併設される駿河湾深海生物館も少し見学した。

タカアシガニの標本模型(大きいもので4mもある)、ヨコヅナイワシなどの深海魚が展示されている。

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