牧之原市の蛭ヶ谷にある蛭児神社の田遊びにでかけた。お田打ち神事の一形態であるが、演目名と意味を理解したほうがおもしろいだろう。来年も来たい。
西風が強かったが、篝火の熱で寒さは感じなかった。豚汁のおもてなしはありがたかった。
蛭子神社の東山の上にほぼ満月が出てきた | 6時過ぎに神殿前で神事の始まり。若者が主役 |
社殿で矢納めの儀が終わった後に、大きな柴燈の前で神職がお払いを行う | 6時半頃に柴燈に点火 |
大きな炎が立ち、しばらくは何もできない。呆然と見守る見物人(地元の人がほとんどで、カメラマンはそれほど多くない) | ほた引き: ほたとは”豊田”のこと。綾笠をかぶった親方が輪の中に立ち、若者が長い綱をもって、ほた引きが始まる |
若者たちが勢いづき、親方の周りをまわる。 | |
里田打ち:田に見立てた樽に、鍬に見立てた若竹を次々に叩きつける。田打ちに使われた竹は全ておかがりにくべられる | 子供たちもお田打ち神事に加わる |
本刀振り:ここからは、綾傘をかぶり赤茶色の装束姿の若者が舞うが、囃子もメクリも無いし、演目の区別が難しい | 子供たちが参加する里田打ちが終わると、見物客はまばらになり撮影にはそれほど困らない |
”もどき”の演目もあるが、違いが見ていても分からない(もどきは木刀に持ち換えて、舞の順序が違うらしい) | 舞は、社殿・柴燈・鳥居・庁屋の四方に舞う |
長本刀振り? | |
長本刀と木本刀の違いが不明瞭 | |
杵振り: | |
田打ちの途中に昼飯を食う | |
サンバイサンバイといって、酒盛りが始まる | 石段の上から鍬を滑らして田打ちの真似 |
牛ほめ:親方と徳長が、樽にかがんだ牛の背中を洗いながら、ほめる。(何を言っているか分からない) | 鳥の口?: 親方と徳長が杉束を持って登場 |
御草押し:親方と徳長が杉束を左右交互に振る | 麦搗き:孕女と赤装束の者が、杵で樽を搗く |
麦洗い(魚釣り) | 孕女が木製の魚を持つ |
田植え:おっとう、おっかあ、子守、早乙女たちが輪になって、田植え | ほた小僧が子守役の若者に背負われる |
手に持った杉の葉をむしって田に植える真似をする | 菅笠をかぶった三人で、稲刈り |
ほた小僧をほた引きで使った綱で桜の木に結わえて、来年の田遊びまで祀っておく | 午後10時半頃に終了 |
一脚、単焦点 (24mm f1.4)、ISO:-1600、SS: 1/40前後 フラッシュ時々使う 脚立持参 JA駐車場可(徒歩2分)