旧中伊豆町[神社寺院誌・宗教石仏編]という本を元に、道祖神調査は中伊豆編に入った。朝の内は寒かったが、歩いていると汗ばむほどの陽気になってきた。中伊豆には、伊豆型の道祖神が優勢で、双体道祖神は見当たらない。どんど焼きの時期なので、もっとオンベが見られると思ったが、意外と少ない。既に終わったのか?人手が無いのでやらないところもあるだろうな。
上和田の道祖神#24が見つからないが、あるはずの近くの公民館には見かけないオンベが建っていた。まさかオンベの中で焼かれるのか? 14日にどんど焼きを予定。次回に再確認しよう。 | 上和田 下原#26の伊豆型道祖神二体(左像は昭和五年)近くのバス停の名が[道祖神前]と分かりやすい? |
清水(しょみず)の天神社前の道祖神#17(単体・立像・浮き彫りだが、風化が激しい) | 上白岩元村の公民館前には、伊豆型の塞ノ神三体#10 |
元村#4 三体の道祖神(前列中央は馬頭観音) | 関野#1の塞ノ神(左の伊豆型と中央の単体立像)探し回って、細い路の陰にようやく見つけた |
城 根本#41 伊豆型の塞ノ神二体 | 城 横山#48 伊豆型の塞ノ神二体 |
八幡中里#33 伊豆型の塞ノ神は、合掌・結跏趺坐で蓮華座に座るという仏像様式をとる | その隣の馬頭観音の化仏が立派 |
八幡古池#30 三体の伊豆型道祖神 | 中梅木#9 二体の伊豆型道祖神(左は地蔵菩薩) |
持越#27の伊豆型道祖神(明治44年) | 冷川向#20 首の無い二体の伊豆型道祖神 |
冷川公民館横の塞ノ神#23 二体 | 徳永 集会所前の首の無い塞ノ神#17 二体(中央は髭題目塔) |
柳瀬 旧道入口の塞ノ神#11 厄病帳という帳面を広げている | 上梅木の道祖神#6はどんど焼きのオンベ前に移動されている。火で厄を落とすため |
- 城の隆起・陥没地形
北伊豆地震の時に高さ5mの地形が隆起 | カシミール3Dのスーパー地形図で、隆起・陥没地形を眺める |
川を挟んだ北側の山の上にあった桑畑は陥没した。スギが植えられた谷がそれだろう | 陥没した地形には杉が植えられて、シイタケ栽培されている |
- 不動滝(絹の滝)
沢口川の上流の支流に、不動滝がかかる | 下段の滝の右側の露頭に、不動明王がはめ込まれている |
- 最勝院
最勝院の裏山に、座禅石と呼ばれる大きな石がある。最勝院の修行僧がこの上で座禅を組んで修行したといわれる | 西国三十三所観音霊場の写し霊場が適度の広がりで設けられている |