今年最後の巡検として、友達を誘って、中伊豆で積み残していたジオポイントを再訪・掘り起こしてみました。
- 西川上流の宇佐美火山の溶岩流
大見川の主流のひとつの西川の上流に、宇佐美火山の溶岩流を捜し歩きました。山の神の所まで行って断念。沢には溶岩流の滑滝は見当たらないで、転石だらけ | ワイナリー側の崖にも露頭しているのは転石だけ(気孔の多い玄武岩類) |
- 城の隆起
昭和5年の北伊豆地震の際に、城川の東側が隆起した(田んぼの右の高まりが5mほど隆起した、更に右には城川が流れていたが、そちらは隆起しなかった | |
城川の向こう岸の山の上には陥没地形が見られるとのこと(次回に再挑戦) あてずっぽうで出かけて、分からなくなったので地元のジオガイドさんを呼び出して、ガイドしてもらいました。ありがとうございます。 |
- 梅木の水路橋
明治44年に作られた梅木水力発電所の発電用の水を導くレンガ造りのアーチ橋 | 北伊豆地震にも耐えた頑丈な構造物 |
- 姫の湯断層の横ずれ痕跡
民家の石積みが途中で、姫の湯断層により、右横ずれを起こしている | 通路そのものも、右横ずれが見られる |
- 貴僧坊の湧水
貴僧坊の水神社の横には | 溶岩の下から、湧水が湧きでて、ワサビ田や稲作りの水源として大切にされています |
- その他
蛇喰川のラハールのどん詰まりには、黒曜石と軽石が堆積しています。軽石を採取してきました。 | 船原火山と溶岩台地の遠望を狙うも、植林に阻まれていいロケーションが無かった。ドローンがあれば、楽々と撮影できるのだが・・・ |
持越鉱山のズリ場で、水晶の入っている鉱石を探しました | |
国士南火山の溶岩台地(長野)の遠望できる場所も見つからなかった。ドローンを飛ばすしかないようだ。 |