中伊豆のジオサイト追加取材 - 牛歩的写真中心網録”

高気圧に覆われていい天気なので、中伊豆のジオサイトでの追加取材（空撮・3D)を行った。

滑沢渓谷の入口の山側には、東のエサシノ峰火山からの溶岩流の崖に林道が開削されています。露頭した溶岩流の下部には、先に噴出したスコリア層の上部が再溶結したアグルチネートになっています。

滑沢渓谷から始まる太郎杉林道の途中には、滑沢火山からの噴出物が土石流となって流れた堆積した地層が露頭しています。林道の開削により露頭しました。

下から見ている太郎杉の大きさを実感するために、空撮してみた。

貴僧坊の水神社は、良く見ると左側の石垣と土台が傾いている。

本殿の左側の基礎は石などでかさ上げされている。石段の左側は水平ではない。

本殿の左手は、湧水が大量に湧いているので、ワサビを栽培している。地下水が本殿の基礎を侵食しているのだろう。

ワサビ田の湧き間

今でも発電している梅木の水力発電所の外観

発電用の水を通す水路橋（俗称・眼鏡橋）は煉瓦をアーチ状に積み上げたもので、北伊豆地震でも無事だった。

伊豆市・下白岩の大型有孔虫露頭を空撮して、3Dモデルを制作した。

伊豆市・佐野梶山の狩野川右岸の崖には、伊豆半島が南の火山島の時代に、海底で土石流が乱泥流として、谷底に流れ下って堆積したタービダイトという地層が見られます。

ドローンで空撮してみた。

動画や3Dモデル化は、撮影は計画さえできていれば、それほど時間はかからないが、後処理の動画編集や3Dモデル制作にそれぞれが数時間かかる。