牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

湯ヶ島 取材

湯ヶ島エリアのマイナーな裏ジオポイントの取材を続けています。たくさんあってはかどりません。

  • 水抜の廃坑

持越川と猫越川が合流する水抜地区には鉱山の廃坑が見れます。廃坑からは水が勢いよく流れています廃坑前の台地はズリで盛り上げたようで、ズリが少し現れています



日向地区にある山神社(道を教えてくれたおばさん達は彫刻を自慢していた)天城湯ヶ島町の石造物]に、双体道祖神が載っていたので確認してきました。文化三年の記銘あり、右には[えり]の様子から女神、左には[はかま]の様子から男神の双体道祖神。浮彫・立像と函南町の双体道祖神と類似している。函南町が南限とは限らないか?



  • 湯谷大権現の釜石

旅館[あせび野]の前にそびえる釜石山石碑によると、山頂近くに湯谷大権現の洞と釜石と呼ばれる大石があるという


途中からケモノ道となりすべりやすいトラバースをすると、7合目あたりに、新しい祠と湯谷大権現の姿を刻んだ石碑祠の背後に、大きな石が鎮座。これが釜石のようだが、お釜には見えない


凝灰質砂岩のように見える

この地区の温泉は、この釜石が地下水を熱して谷川に温泉を湧出させたと信じられていた

  • 長野川 へい淵・巾着淵

井上靖の[しろばんば]に出てくる”へい淵” (畑の持ち主に教えてもらい、断って畔を通らせてもらった)国士越南火山の溶岩流が侵食された淵は深そう


奥の光っている水面が、女の子たちが泳いだ”巾着淵”手前の溶岩流には弱い節理が見える



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