牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

裾野市 下見と巡検

雨上がりの富士山を期待して、裾野方面に朝から、下見とジオの巡検にでかけました。

  • 富士山撮影のロケハン

前岳登山道の展望台からの富士山をロケハン(着いた時は、雲隠れで、1時間待ったが雲が取れないので、撤収)若いススキが風になびいています



  • 富士山資料館

裾野市が運営する富士山に関する資料と郷土の文化財が展示されています外庭には、珍しい3本を飲み込んだ溶岩樹形


火山弾の展示が充実しています。形状の違いや、大きさの違いも分かります(これだけではないよ、もっとあります)こんなに小さなものまで。鑑識眼を付けるのにいいです




近くのソバ畑はまだ花が少ししか咲いていません。また、二重の柵がしてあり、撮影する場所が取れない。

須山口登山道はここからスタートする。三島の浅間神社からの旧三島口登山道もここを目指して、合流していた。見えているのは拝殿と覆殿で、中に本殿が納められているご神木の大スギ 社叢には、樹齢400〜500年以上の20本ほどのスギの巨木がある



  • 佐野川 旭滝

佐野川の途中の溶岩崖を落ちる旭滝(落差30mを期待したが、昨日の雨にも関わらず水枯れ)滝の下流には大岩が転がっているので、滝が崩壊しながら後退したものと思われる。溶岩は愛鷹山と富士山のいずれのモノか?



  • 岩波風穴

岩波駅近くの農家の畑の地下に、岩波風穴がある。畑のオバアサンに挨拶したら、途中からは天井が低く、後ずさりで戻るしかないと脅かされた。安全なところまでと、入洞。小さな縦穴からハシゴで3mほど地下にもぐります。


富士山溶岩流の内部が流れ出した溶岩洞穴です。内部は真っ暗。フラッシュで入口を振り返る。ここでは、床にも溶岩が出ている


途中、明瞭な溶岩棚が見えるヒカリゴケがエメラルド色に光ります(反射する)


横穴はだんだん傾斜していき、床には、上の畑から漏れてきたと思われる泥の水路となり、天井が低くなるので膝を曲げたままで前進こちらは、別の洞穴だが、最初から天井が低いので無理しないで断念




最奥部と思われる箇所で、パノラマ。天井には溶岩鍾乳石がびっしりだが、真ん中の天井は落下して、床面の泥に埋もれている。

お婆さんは心配して待っていてくれた。カメラは泥だらけ。長靴・ヘルメット・強力なライト・汚れてもいい上下・手袋・洗浄水は必須です。


富士山溶岩流の崖に落ちる落差10mの滝。こちらは、豪快な水の流れ偕楽園は、裾野市が作った自然公園の名前



同じ位置から、スローシャッターで、流れを白布に
高速シャッターで、ダイナミックな水しぶき


近くにあるお堂が不動堂か?(中は物置みたい)お堂近くには、羅漢さんと観音像が祀られている



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