大雨の中、町こん伊東主催のまちづくり講座に参加しました。鈴木主任研究員のおなじみの伊豆半島ジオパークに関する基調講演を聞きました。何回も聞くことにより、より理解が深まります。伊東市民のジオパークの関心の強さには、感心させられる。
①火山の根: 海底火山のマグマ火道が固まり、周囲の噴出物が侵食・風化で除かれると、城山・下田富士・烏帽子岩のような、尖った岩山となる。
②スコリア: マグマが空気中に噴出されるとき、内部のガスが外に出ることで気泡ができて軽石状になる。
③逢の浜の放射状の節理は、球体をしたマグマの周囲がゆっくりと冷えるとできる。その後、球体の半分が波で浸食されて、放射状をした断面が見られる。葛城山の龍神岩も似たような理屈では。
④凝灰岩中の斜交層理は、海底火山の噴出物が海底の水の流れで、崖の傾斜を流れて堆積したものなので、斜交層理が見られれば、それは海底火山の堆積物であることが判る
注:写真は過去のブログからの再掲です。