南伊豆町の道祖神の調査はあと一回というところで停滞していた。天気が良いので、遠出した割には見つけた道祖神は少ないが、これで完了とする。南伊豆の山々は新緑ですがすがしい表情をしていた。
毛倉野の道沿いの畑の土手に、二基の石祠(-3,-4)が祀られている。
下小野の道沿いに大きな石積みの祭壇を設けて、新しい石祠-5が賽の神として祀られている
前回、逆光できれいに撮れなかった川合野公民館脇の石祠(中に陽棒)
青野の坂ノ途中、大きな木の下に二基の石祠。(左が石祠-6)
南伊豆町の道祖神の調査はあと一回というところで停滞していた。天気が良いので、遠出した割には見つけた道祖神は少ないが、これで完了とする。南伊豆の山々は新緑ですがすがしい表情をしていた。
天気の良い日は、半日ほどの近場の巡検を続けている。ネタはいくらもあるので、ストレス解消にちょうどいい。 今日は、長者原火山周辺の取材の続き。
早起きといってもいつもの同じ5時起きで、河津川上流(本谷川)の二階滝駐車場近くの滝のいくつかを撮影してきた。
-鉢窪山 再訪 滝の撮影を終えても午前中の時間はたっぷりとあるので、鉢窪山に再訪。今日は作業林道からアプローチしてみた。
感染のリスクゼロに徹して(立ち寄らない・人に逢わない)、取材を兼ねた巡検をすこしずつ続けていくことにした。鉢窪山に登山道が整備されたので、再訪してみた。
島崎藤村の文学碑【旅】(この裏に駐車場がある) | 静大セミナーハウスの右手に登り口がある |
山麓下部は杉が整然と植林されている | 途中には溶岩らしきものがあるが、どこから噴出したかは想像つかない |
中腹あたりから灌木の自然林に変わる(安息角は約30度) | ヤシャブシの大木 |
ブナは少ない。もみじが多いので、秋の紅葉が楽しみ | 山頂手前、北向きに展望所が設けられた。 |
南西の山並み | 北向き。富士山は雲に隠れている |
スコリア丘の火口 | 溶結したスコリアの塊が点在する |
火口壁は高くない | |
三角点は最高点とは見えない場所にある | 地図ではこのあたりも火口らしいが、現地では火口には見えない |
下りは、ショートカットしてスコリア断面に向かう。途中溶岩流の滑沢下りとなる。鉢窪山と丸山の境界あたりになる。どちらも1万7千年前の噴火なので区別がつかないだろう。 | 高巻きをして、ようやくスコリア断面に着いた。 |
新鮮なスコリア断面に赤と黒の縞々が見られる | |
野畔のスコリア断面 | 超広角とフラッシュが功を奏した |
オマケに茅野の賽の神が見つかった | |
奈古谷の毘沙門道に点在する七つ石(多賀火山からの溶岩流の転石)を再訪して、GPSを取得し、画像を撮りなおした。
国清寺の仏殿 | 中には、定印を結ぶ釈迦如来坐像が安置されている。 |
観音堂から七つ石巡りは始まる | 最初に目にする巨石は七つ石に数えられていないが、両界曼荼羅(左-胎蔵界、右-金剛界)の二つの種字が刻まれている(明瞭ではない) |
大きな月輪の中に阿弥陀三尊(阿弥陀・観音・勢至)種字が刻まれている巨石だが、植物に覆われていて判別しがたい | ①蛇石には胎蔵界大日如来の種字(ア)が刻まれているそうだ。白蛇を封じ込めたとのいわれもある。 |
頼朝が政子と共に文覚上人を訪ねた際に腰かけたと言われる②夫婦石 | 文覚上人流遇跡には地蔵菩薩の石仏が祀られている |
林道から外れて、杉林の中の沢沿いに進むと出現する③谷響石(こだまいしと読む) | |
④大日石(錫杖と宝珠を持つ地蔵菩薩坐像が刻まれているようだ) | 大日石の後ろに隠れている⑤弘法石(平らな正面に、大きな宝塔の中に蓮華座で座る地蔵菩薩が線刻されている。) |
毘沙門堂の山門(仁王門) | |
運慶が修復を手伝ったといわれる吽形の金剛力士像と | 阿形、共に迫力がある |
文覚上人が護摩を焚いたといわれる⑥護摩石(上面に四角い穴が彫られている) | 文覚上人ゆかりの毘沙門堂 |
文覚上人が修行したといわれる不動滝 | 林道をさらに進むと、急峻な崖に不安定にとどまる⑦冠石(冠のように見えたということだが、一部崩落したのか、そうは見えない) |