牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

富士山 登山者の人文字

富士登山の人文字を撮ろうと、未明に十里木に出かけた。撮影ポイントは、削られていて、高いフェンスが麓まで撮ろうとするのを邪魔する。

雲が優勢だったが、かろうじて人文字を撮ることができた。星は隠れている。富士宮口登山道は少しだけつながっているが、御殿場口はまばら。
夜明けに近づくにつれて、雲海が上がってきて終了。

撮影会-富士宮方面

写真クラブの撮影会で、富士宮・富士方面に出かけた。下見の甲斐あって、厳選した撮影スポットに訪れることができた。 猛暑がきつかったけど、富士山が一日中顔を出していて、癒された。

馬見塚のハス

朝一番でハス畑に寄った。前回よりも花数が増えていて、見ごろのようだ。通りすがりのカメラマンが大勢集まる。
右後ろの赤い屋根をハス花で隠して撮影。
日差しは強いが、花も負けないぞ。
トンボがツボミに止まってくれるのを待つが、だめだった。

高原のヒマワリ

高原のカフェ東の一角に小さなヒマワリ畑が出現。花は小さいが、背が高いので、脚立に乗っての撮影。
鉄塔や送電線があるが、赤白の鉄塔は悪くはない。送電線もあるが、気にならない。

雁金堤のヒマワリ

テニスコートのヒマワリに再訪。望遠レンズで、不ぞろいのヒマワリと大観覧車を撮影
だいぶ弱っている中で、出る花は強い。

大渕笹場

笹場(通称で地名ではない)の茶畑に立ち寄った。二番茶も刈ったようだが、富士山が見えてよかった。
シンボルトリーと。
雲がおもしろくなりそう。
農作業小屋

北久原の湯立神楽

御殿場市の北久原にある浅間神社で、百年以上前から伝えられる湯立神楽が奉納されるのででかけた。コロナ禍ではあるが、疫病退散の祈りを込めて、昨年も奉納されたという。

注連縄も張られた参道はきれいに掃除されている。夕方の5時半に、湯釜の薪に点火された。
神楽奉納前の午後6時に、四角に注連縄を張った忌竹のすべてに、助法官が清塩を振りながら、秘伝の呪文を唱えて浄める。他地域の湯立神楽には見られない伝統らしい。
午後6時15分頃に、三人の法官は、神社横の小川で清水を肩からかけて、身体を浄める。
みそぎが済んだ法官は、神社鳥居・参道からお参りに来る。

神殿に入った法官は約1時間に亘り、祓いの祝詞を唱える。
午後7時に、神殿内で神楽の奉納が始まる。幣・片剣・両剣で四方に舞う。

正法官(二年目)が獅子頭を付けて舞う。
村人も集まってくる。子供たちのお目当ては、花火セットのプレゼント。参詣客には、お赤飯がふるまわれる。

北久原区長・北久原神楽保存会長・青年団らの挨拶
正法官は獅子頭をかぶり、湯釜の前に進む。

両剣を舞う。
三人の法官一緒になり、五身法の印を唱える。

沸騰した湯釜の中に、湯笹(ゆたぶさ)二束をつけて、三度湯をかき混ぜて、湯を冷やす。
まず初めに、湯笹を神殿内に三度、奉納する。

湯釜には、濡らした菰が回されて、法官を火から守る。
忌竹の北東隅から湯笹を振りまいて浄める。
笹でできた小筆のようなもので、八大王子などの文字を書く
湯釜の中には、水などの文字を書く

たっぷりと湯に浸して。
来賓や役員に湯笹を散らし、疫病や災いを追い払う。

7か所の参詣客に湯笹を振りまく。
神妙な親と怪訝そうな子供

湯釜の湯は少なくなるので、湯笹を丁寧に浸す。
祭りも終わり、青年団が挨拶で締める。見物に来た子供たちの中から、後継者が育つことでしょう。

祭りも終わり、湯釜の中。釜は、藁草履をクッションに丸太に取り付けられている。
断片的ですが、動画も撮影しました。

南伊豆・蓑かけ岩の天の川

午前中の雨が上がり、星空指数が90%になった南伊豆・大瀬の蓑かけ岩に写友を誘って、天の川を撮影に出かけた。

下層に少し雲がかかるものの、中層・上層は快晴で、絶好の星景コンディッションだったが、カメラマンは4人と静か。
最初は天の川が見えなかったが、天文薄明近くになると暗くなり、肉眼でも天の川が確認できる。

沖を通る船舶やジェット機でにぎやか。ジェット機の航跡はPSで除去した。超広角-10mm, ISO-8000
防波堤に移動して、撮影。
9時過ぎには、天の川が立ち始める。

左の岩島を入れて。

富士・富士宮 撮影会

戻り梅雨の中休みの晴れ間に、写友を誘って、富士・富士宮に下見を兼ねた撮影会に出かけた。昨年同期と同様に、猛暑を避けて、涼しい高原地帯での撮影を選んだ。

ヒマワリ

岩本山とかりがね堤を守る会が4か所のひまわり畑を整備している。まずは、南のヒマワリ畑から。(すぐ近くに3台ほどの駐車場あり、離れた堤防には、駐車場あり)
大きくて背が高いので、脚立があると良い。富士山と撮ろうとすると、背中を向けてしまう。

かろうじて、大観覧車と撮ることもできる。
大きなに花に、ミツバチが寄る。

テニスコートのひまわり畑では、富士山は見えないが、大観覧車は良く見える。(駐車スペースあり、トイレあり)
土手から撮影すれば、全体を入れることができる。

換算270mm望遠で観覧車を引き寄せる。(27日頃には、家畜用飼料として刈り取る予定らしい。)

岩本山のヒマワリ畑(新東名近く)に寄ったが、生育が不ぞろいで、まだ見ごろではない。富士山とのコラボが撮れる場所がなく、送電線が入るので、撮影には不向き。もう一か所あると聞いたが、見つけることはできなかった。大渕のヒマワリ畑は既に刈り取られていた。

ハス花

蓮寺として知られている富士市の代通寺に立ち寄った。境内に鉢植えのハスが展示されている。お昼近くになってしまったので、いいハスは少ない。
遠くから来て撮影するほどのものではないだろう。

富士宮市の馬見塚のハス田に立ち寄った。周辺には、5か所のハス田があるが、赤白のハスが見れるのは、ここだけで、富士山とのコラボもギリギリ可能(両側に住宅が迫る)
富士山も顔を出してくれた。脚立があると良いか?
木陰で休むおばさんもどき

きれいな水のハス田には、トンボが飛び交う。休んだところをパチリ
ツボミは良い休憩場所。

陣馬の滝

昼食で休憩した後、陣馬の滝に涼みに立ち寄る。涼を求めて、親子連れが集まる。
滝そばには、ユリが咲く。もっと近づいていると良いのだが・・・
滝つぼ周辺は、涼しくずーっと居たい気持ちになる。
涼しい空間

頼朝も休んだ癒しの空間

淡島 巡検

沼津市・奥駿河湾に浮かぶ淡島でのジオツアー醸成に向けて、ガイド仲間で勉強会をした。

ラブライブの津島 善子の誕生日祝いでにぎわう淡島に向けて船出
淡島ホテルの玄関

ピンクの大理石をふんだんに使った外壁のホテルには、セレブからラブライブ・ファンも滞在する。
ホテル内や遊歩道には、絵画・彫刻などの美術品が展示されている。

露天風呂からは沼津の町と富士山が見える。
淡島遊歩トンネルは通行自由で、島を周回できる。

トンネル内には、ワインセラーもある。回天の運搬トンネルは別にあったらしい。
特別許可を得て、ホテル専用の磯場に降りる。

回天の研究・訓練基地が置かれた海軍桟橋
運んできた回天を吊り降ろしたと思われる開口部を見下ろす。

波蝕棚の磯をのぞき込む裸婦
淡島灯台へ木橋は壊れていて、通行不可。節理が見られる。

遊歩道に埋め込まれた方向指示盤
扇岩の柱状節理は、以前はもっと大きく見えていたが、半分ほどが樹木に隠れてしまった。

海軍桟橋の先端部では、水深は20m前後もある。淡島の火山岩頚の傾斜で海底近くまで伸びているのだろうか?
まないた岩と見られる転石

上面が平たいテーブルロック。島の西側は、波の侵食で遊歩道の一部が破壊されている。
淡島を形作る(複輝石)安山岩が塩類風化を受けている。波打ち際に位置した際に、波しぶきで侵食されたもの。

神楽岩北の柱状節理の転石は、銭願石と呼ばれる。
南から神楽岩が見えるが、木の枝に遮られる。

タフォニが侵食した洞穴には、シャルル・アズナブールのイェスタディが刻まれている。
石切場近くの岩には、マガキの殻がへばりつく。

石切場に転がる石には、矢穴が見える。
鍛冶小屋と呼ばれる切り出した石の積み出し場

遊歩道に覆いかぶさろうとする海食崖
獅子岩が縄文海進時(今より海面が3m高かった)の波食によるものか疑問らしい。

かつては、獅子岩と対岸の岩脈の間に大網を張って、マグロの追い込み漁をした。今では、生け簀でアジやマダイの養殖を行っている。
水神宮と銭願宮

山頂にある淡島神社への参道。時間が無いので、断念。なお、お中道の一部は崩れていて、通行できないそうだ。
イルカのショーでにぎわう。

アシカのショーの会場の背景は、火山の根が露頭する。
島の泉は、搾れ水だろう。

海岸の岩場には、ヒジキとイソモクが繁茂する。
昭和天皇がここから、追い込み漁を見学したといわれるお立ち台

ホテル内外に展示されている美術品にちなんで、淡島全体や露頭と、富士山を含めた周囲の展望を自然の芸術作品として紹介するガイドツアーに仕上げたらどうだろう?

牛歩的写真中心網録”