牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

静岡県点群データからの3Dモデル作成

静岡県点群データ(航空レーザー測量)を利用して、地形を3D化するワークフローをようやく確立できた。
ドローンによる空撮では撮影しきれない広範囲の地形(伊豆半島静岡県東部限定だが)を3D化できるようになった。
特徴的な地形を少しずつ、3Dモデル化していく。

大室山

樹木や建造物はほとんど除去できていて、地形だけが表示される。。

沼津アルプス

多方面から地形を観察できる。

ワークフロー

  1. [G空間情報センター]が公開しているVIRTUAL SHIZUOKA 静岡県 富士山南東部・伊豆全域 点群データ - LPデータ ダウンロードページから、必要なメッシュ・領域をダウンロードして、解凍する。(ダウンロードには、Irvineが便利)
  2. [bat_LAS2Raster](知り合いが作成)で、解凍したlasファイル(複数)を一括で、DTM(ASC)ファイルに変換する。
  3. QGISで、DTMを読み取り、ラスタの再投影、陰影図を作成する。
  4. QGISプラグイン qgis2three.jsで、3Dモデルを作成する。(MAPのPropertyでImage widthを8192と大きくして解像度を上げる。)
  5. qgis2threejsで、Sceneを、3Dモデル(拡張子 .glb)で保存する。
  6. Blenderにインポートして、ジオメトリの原点を調整する。
  7. Blenderから、Sketchfabにエクスポートする。
  8. Sketchfabで、Post Processingを調整する。

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