牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

伊豆八十八ヶ所霊場巡り-7(二十五番・二十六番)

曇天の予報で、霊場巡りを続けた。熱海駅から宇佐美駅までを歩いて、二つの札所を巡った。

熱海駅前の軽便鉄道のモニュメント。平日の早い時間帯なのか、観光客は少ない。
浜町の通りには、来宮神社の例祭の旗が立ててある。今年は、こがし祭りはやるのかな?
和田町の細い坂道を登ると、二十五番・護国山・興禅寺(臨済宗・十一面観音菩薩)の山門が見えてくる。
山門右手の石造物群の中に、摩滅した伊豆型道祖神(左像)が祀られている。

興禅寺の本堂。左奥には、金木犀の巨木がそびえる。
山門脇に、オデコ形の石造物があった。何に見立てているのか?

観魚洞隧道北に覗く小さな源泉井戸はまだ現役のようだ。
観魚洞隧道は、天城隧道と同年代に建てられた。

観魚洞隧道が明けられたのが、魚見崎
閉鎖したホテルの空中に、[えらばれなかった道]と書かれた横断幕が風に舞っている。ATAMI ART GRANTという作品のひとつが残っている。

錦ヶ浦の馬の背の海食洞。一部の遊歩道は入れるようだ。
カフェ側からの展望

海食洞が見える。
曽我浦の展望台からの海食崖・海食洞

赤根崎の遠望
雀岩

多賀と網代を町を通過し、立岩海岸上の二十六番・根越山・長谷寺曹洞宗・聖観世音菩薩)の山門にたどり着いた。
朝日山の鬱蒼とした中腹に建つ本堂

西国三十三観音の写し霊場
網代灯台のレプリカ

樹幹の上に浮かぶ初島は、近く見える。

熱海駅から宇佐美駅までの、沿面距離約21Km(累積標高差 2000m)を5時間30分で歩いた。半分ほど日影の道を選んで歩くことができたので、熱中症の心配は少なかった。足のつることも無かった。交通量の多い新大崎トンネルと新宇佐美トンネル内の狭い路側帯を歩くのは、気持ちの良いものではない。道路の路側には、夏草が伸びていて、どうしても車道にはみ出て歩くしかない箇所が多く危険。(これからも同様の場所があるだろう。)

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