今まで混雑を嫌気して敬遠していた大室山の山焼きだが、思い切って初めての撮影に出かけることにした。2月13日の神事から、降雪や強風で4回の順延となったが、今年はコロナ禍のおかげで、日曜日はすべて暇で、毎週行く支度をしていた甲斐があった。今日は、曇り空も予想されたが、まずまずの撮影日和。
さくらの里では近すぎて、全容がつかめないので、池盆地からの挑戦。1時間半前に、山神社に駐車して、TO地点まで移動。カメラとドローンで準備万端のつもりだったが・・・
池盆地の農道近くからmini2をTOして、140m上昇した地点に固定して空撮。反対側の煙が見えてきてから、山頂まで燃え広がった7分間を8倍速で動画にしてみた。
空撮に気をとられて、タイムラプス撮影していたタイマーリモコンが終了したことに気が付かず、肝心の山焼きをカメラでは捉えられなかった。しょうがないので、ドローンの動画から切り出してみた。
中腹に火の手が広がるまでは、かなり時間がかかったが、中腹より上へはあっという間に駆け上り、煙と水蒸気の雲で山頂に迫る火炎は見えなかった。
山頂まで燃えつくすと、煙も雲も消えて、すぐに真っ黒こげの山頂が顔を出した。
この後、さくらの里からの真っ黒こげを撮影しようと思ったが、帰りの渋滞で断念した。来年も挑戦しなくてはならなくなった。