波勝崎灯台・他

予定が空いたので、ドピーカンの南伊豆に向けて、懸案の波勝崎灯台に出かけた。

波勝崎灯台

モンキーベイから伊浜に向かう道の分岐を右に進むと、波勝崎へのアプローチには、白浜層群の凝灰質シルト岩が露頭する。

アプローチから見えるモンキーベイ北の岩峰

不明瞭な踏み跡に迷うが、灯台の保守に利用される鉄パイプ製の階段を見つけた。

階段の陽だまりには野猿が毛づくろいして通せんぼ。熊鈴を鳴らして、何とかどいてもらい突破する。ここは野猿の棲息地なので、こちらが遠慮しないといけない。他にも親子連れが集まっていた。

長い階段の登りと下りで、ようやく灯台に到着。ここから先は、道はない。

周辺の枝は払われているが、狭い場所なので撮影しずらい。

波勝岬燈台のプレートには、［初点　昭和５２年３月］とある。

下から見上げると、上がひずむ。

iphoneで垂直パノラマでもひずむ。

北の展望はある程度可能で、左端に烏帽子山と富士山の一部が見える。

ウリモリさんもばっちりと見える。

子浦の鏡穴

子浦に鏡穴という海食洞があるとのかすかな情報を元に、歩いて探してみた。地元の人に聞いても知らなかった。子浦の五十鈴川の砂浜の東南にそれらしい岬が張り出している。

岬の下の海食洞が見える。

磯からは行けないが、手前の岬の下に人が通れるトンネル（海食洞を手掘り？　自動で点灯する照明付き！）で砂浜に抜けられる。

トンネルを抜けて、振り返る。中央の大きな穴がトンネルのある海食洞

砂浜の南にある岬の下にある海食洞が鏡穴だろう。大潮ならば、白崎のほうに行けそうだ。

以前に、シーカヤックで通った記憶がある。

時間が中途半端なので、巡検は中止して、空撮に代える。まずは白崎から

沖にでて、鯛ヶ岬（子浦から見ると鯛の形をしているが、逆光で撮れない）

点描

室崎の路肩駐車スペースからの富士山。手前に堂ヶ島など

田子の展望所から。尊ノ島と、遠くに南アルプスの白い山並み