山梨県・富士山麓の道祖神調査もこれで完結。都留方面にも貴重な道祖神があるようだが、これ以上北には手を広げないようにする。
新屋の漣神社入口左手に、二基の石造物が祀られている。左の石祠は、台座に三猿が刻まれているので、
庚申塔。右像が、双体
道祖神(摩滅・
両神合掌・舟形光背)
松山のT字路の東南角に、祭壇を設けて、三基の石造物が祀られている。左像は、
庚申塔のようだ? 中央像が文字碑
道祖神[
道祖神]、右像は単体(合掌)馬頭か
道祖神か明瞭でない。
なかなか見つからなかったが、第五分団の東側の空き地に、
玄武岩の三段の基壇の上に、唐破風の文字碑[
道祖神]が祀られている。
古屋敷の双体
道祖神を順光で再撮影(双体の姿と化石が良く見える)
小原のめおと道祖神の情報は不正確なので、探すのを断念した。
大嵐の足和田分団前のT字路西に、4段の石積みの基壇の上に、唐破風・懸魚の石祠型の文字碑[
道祖神]が祀られている。周囲の景色がとても良い。
小立のY字路北角・民家の入口左手に、三段の石積みの基壇の上に、石祠型の文字碑[
道祖神]が祀られている。
乳ヶ崎のY字路の東南角に、秋葉灯籠の右に、唐破風・懸魚の石祠型の文字碑[
道祖神]が祀られている。石祠の
玄武岩は斑晶が大きい。基壇の
玄武岩は気孔が多い。
船津上町公民館の玄関前に、唐破風・懸魚の文字碑[
道祖神]と背後に双体
道祖神(左神-笏、右神-宝珠)が祀られている。(元は、船津三叉路近くにあったもの)
八王子神社参道の石灯篭手前左手に、唐破風・懸魚の石祠型の文字碑[
道祖神](黒い石材・明治44年)が祀られている。石祠の下部には、チェックのような模様が刻まれている。
浅川の集落内の狭い道のT字路・北東角に立派な祭場を設けて、破風の石祠型の文字碑[
道祖神](安永二年)が祀られている。
宮ノ上の浅間稲荷さんの前に、大きな自然石の上に、大き目の唐破風・懸魚の石祠型文字碑[
道祖神]が祀られている。基壇の自然石は、亜円礫が混じっている。
この後は、神奈川県小田原から山北の道祖神をぼちぼちと探す。