伊豆ジオ遺産HPの次に、道祖神のホームページの制作を始めると、富士五湖の道祖神調査もしたくなった。それほど数は多くないようだが、情報が少ないのが難点。
山中湖の東畔に位置する平野の観光案内所向かいに。4段の石積みの高い基壇の上に、唐破風が付いている文字碑
道祖神が祀られている。
前の布をずらしてみると、”
道祖神”の刻みが見える。石材は
花崗岩のようだ。1月14日に近くの広場で、
どんど焼きに相当する御神木祭がおこなわれるとのこと。
山中湖の西畔に位置する山中小学校入口の商店前に立派な基壇上に双体
道祖神が祀られている。左下には、
地蔵菩薩と唯念名号塔。
唐破風付き。こちらの風習だと思うが、数枚の赤い布をしっかりと掛けてある。魔除け・厄除けの目的であろう。
基壇の右下には、二体の双体
道祖神が祀られている。古いものであろう。摩滅が進んでいる。手前は、下半分が失われている。右中は、
両神ともに合掌。
内野のGS向かいの民家脇に祭壇を設けて、3基の
道祖神(#624)が祀られている。
左端の唐破風付きの双体
道祖神(摩滅)は古いモノであろう。
忍野村では、古い双体
道祖神とは別に新しく石祠型
道祖神(中に丸石を入れる)を設けることが多い。この場合、古い双体
道祖神を”隠居様”と呼ぶらしい。
中央の高い基壇の上に、唐破風先の石祠型
道祖神が祀られている。中に、丸石のようなものが入れてある。
右には、木祠があるが、中は空っぽ。
内野のT字路の南向の民家のブロック塀に祭壇を設けて、三基の
道祖神(#623)が祀られている。
中央の基壇の上には、唐破風付きの石祠型
道祖神(中に丸石)。右端には木祠が祀られている。
内野の天狗社の
道祖神(単体?)は見当たらなかった。
内野の道路沿いに、高さ2mほどの木祠があり、中に
道祖神(#625)が祀られている。
基壇上に、
道祖神(文字碑?)が祀られているようだが、確認できない。
内野の桜荘近くのT字路・北西角の祭壇には、
青面金剛明王と石祠型
道祖神(#622)が祀られている。
石祠には、魔除けの赤い布と、竹の御幣のようなものがつけられている。
内野の
承天寺北の道路沿いには、高い基壇のうえに石祠型
道祖神(#621)が祀られている。
石祠には、赤い布がぐるぐる巻きにされている。魔除け・厄除けであろう。中を確認できない。
石の基壇の左下には、赤い布でぐるぐる巻きにされた石造物が安置されている。双体か?
土橋のバス停向かいのK字路西角には、文字碑
道祖神[
道祖神](#626)が、自然石の石積みの基壇上に祀られている。
忍野八海の
道祖神を探して歩く。菖蒲池南の大きな民家の生垣に祀られている二基の
道祖神。左下には双体
道祖神(摩滅)、右は唐破風付きの双体
道祖神。背後には、富士山が覗いている。
茅葺の母屋と立派な庭が忍野に似合う。
東圓寺の道の分岐点近くの石垣の上に、二基の
道祖神が祀られている。
ローソン向かいの民家の石垣には、唐破風付きの双体
道祖神が祀られている。
右像は袴で笏持ちで
男神のようだ。左像の左手が見えないが、抱肩か?
原野屋近くの民家の庭に、文字碑
道祖神[
道祖神]が祀られている。
大明見の不動湯へのY字路角の大石の上に、唐破風付きの文字碑
道祖神が祀られている。
上暮地の十字路の南東角に、文字碑
道祖神[
道祖神]が祀られている。