牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

手石・小稲の磯場

コロナ感染しないように、平日に近場にでかけることにしている。今日は、南伊豆の取材の続きで、手石と小稲周辺の磯場を歩いた。

手石の弁財天岬

青野川の河口に作られた手石港の東に張り出す弁財天岬。水冷破砕岩と水底土石流が侵食に耐えた荒々しい景観が隠れている。
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潮が満ちてくる前に、波打ち際のヘツリ場を往復できた。
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弁財天岬の先端の岩礁
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波があるので、磯場には降りられない。
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海に面する凝灰質砂岩の崖には、いくつかの洞穴が掘られている。太平洋戦争末期に作られた[震洋艇]の基地だったらしい。
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小さな島が岬と接してる。
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手石の高磯(高見崎)の二穴

弥陀窟へのやせ尾根から大きな天窓を持つ海食洞が見える。地元では、二穴と呼ぶ。
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踏み跡とロープを頼って、降りてみた。それほど大きくない穴から、伊豆最大の天窓洞が侵食されたのが不思議だ。
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二穴の壁は、水底土石流の堆積物のようだ。
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阿弥陀堂跡から左に行く磯道を辿ると、二穴の東の磯場に出る。そこから、二穴の入口を覗く。
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手石の弥陀窟

高磯への磯道の途中に、弥陀窟に関係すると思われる石造物がいくつか点在する。最初に現れるのは、半分欠損した地蔵菩薩
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阿弥陀堂跡と考えられる広場には、たくさんの石造物が置かれている。中央の高い石碑が、小稲出身の初代・式守伊之助の墓らしい。
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阿弥陀如来はいないが、三面の観音菩薩の石仏が阿弥陀堂跡にぽつんと祀られている。
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天然記念物の石碑手前には、無縫塔が並ぶ。
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阿弥陀堂跡から弥陀窟への道の途中には、石灯篭が二基立っていて、笹薮の中に高僧の石造物祀られている。
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弥陀窟には降りられないが、入口の穴の上にある波蝕ノッチ(一部手掘り?)前には、南無阿弥陀仏の名号塔が立つ。
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潮が満ちていて、波があるので、弥陀窟の入口まで辿りつけない。中央左手が弥陀窟の入口
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高磯への枝道には、三基の石造物がある。
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大きな石材に彫られた宝珠刳りの中に線刻で、仏像が刻まれる。
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高磯

弥陀窟のある高磯の先端の磯場は、水冷破砕岩が波蝕された棚になっている。
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岬の陸側を見上げる。
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高磯の先端から、南西にはトウリツの小岬が見える。
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岬の先にトウリツと名付けられた岩場が屹立する。岩脈だと思われる。
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高磯の磯場の右手にも、海食洞が見える。弥陀窟以外にも、複数の海食洞があるようだ。
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時計回りで磯場を攻めると、途中に大きな溝があり、通過できない。

波蝕されていない高い場所には、変色した水冷破砕岩が見られる。
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整然と小さな節理の入った水冷破砕岩
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高磯 反時計回りで

阿弥陀山と先端の高磯を小稲側から望む。
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手前の小さな島の奥が高磯
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高磯の磯場
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小稲側から、磯場につけられたヘツリ場をほぼ濡れないで、磯場に出れる。(一か所、橋が崩壊)
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手前の島の海側は大きく波蝕されている。
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奥に見えるのが、小稲のトウリツ
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橋が壊れていて、波も荒いので、ここで行きどまり。高磯の先端まではまだ少しある。
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小稲のトウリツ

小稲と下流の間に小さな張り出しがある。先端の沖に浮かぶトウリツと呼ばれる島を探しに、小稲から入ったが、途中で波をかぶって行きどまり。下流側から攻める。途中には岩脈らしきものが目に入る。
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先端近くの岩礁。これらも岩脈かも。
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磯場先端を東に回り込むと、沖にうかぶトウリツが現れた。
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頭の上には、木が生えて居るが、見るからに岩脈らしい尖った形。
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小稲と下流の間の道路沿いに、石祠があった。水神さんのようだ。
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