牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

沼津の道祖神 追加調査

沼津の若い道祖神仲間に知り合えた。見落としていたいくつかの道祖神の存在を教えてもらったので、さっそく探しに出かけた。

平沼の根方街道からひとつ北の細い道路の四辻の西北角に、文字碑(道祖神・明治36年)が祀られていた。[富士山麓道祖神の平沼・川上二班-486に相当すると思われるが、写真が違うし、刻んである文字も一部異なる。
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興国寺城址の入口の標柱の下に、単体(座像・浮彫・笏)がかくれんぼしていた。御幣が両側に垂れているのが珍しい。[富士山麓道祖神]の根古谷-479の右像がこちらに移された。
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中沢田の道がカーブする外側に単体(座像・浮彫・笏)が祀らている。
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高尾山古墳の北側の空き地に、3基の石造物が仮に置かれている。手前の像が、単体(立像・浮彫)の道祖神で貞享二年と古い。福耳と螺髪のような髪型で仏像のようにも見える。[富士山麓道祖神]東熊堂-464に相当する。
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岡宮の浅間神社から東、新幹線下のT字路北西角に3基の石造物が祀られている。左像が単体(立像・浮彫)で中央に五輪塔の一部が埋められていて、陽石のように見えてしまう。[富士山麓道祖神]岡宮-459-単体に相当する。
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雨がぱらついてきたので、雲龍寺の伊豆型は確認できなかった。3基は道祖神ではなく、如意輪観音弘法大師などのように見える。
岡宮浅間神社の天然記念物のクスノキは大きくて画角に入らない。
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人が踏み入れた跡が少ない境内には、ヒガンバナが咲き始めて幻想的
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