磐田の見付天神の裸祭りに一年ぶり二回目の撮影に出かけた。擦れ合いも撮影したかったが、鬼踊りを優先して、拝殿の南西角に陣取る。2時間前なので、撮影できる場所は空いている。
天神社への途中で梯団の出発式に出会い、記念撮影を担当。鬼踊りに参加する人は、晒・ふんどし・鉢巻と腰蓑で正装の上で参加する(腰蓑は注連縄に相当する) | 拝殿脇で待つこと、1時間半、11時ちょっと前に一番觸が堂入り |
鬼踊りが始まると、次々と練りの集団が堂入り | 堂内は徐々に興奮の坩堝と化す |
拝殿の中は裸の集団がごった返し、提灯を掲げる者、神鈴を振り鳴らす者と掛け声も勇ましく、汗と温かい湿気が充満する | 神鈴は常にひとつだけしか鳴らさないので、取り合いとなる |
子供も大人に混じって乱舞の中に入る | 交代で次々と肩車されて晴れの鬼となる |
年配者も昔を思い出して | 天井のスプリンクラーから水がまかれるので、時々猛烈な体臭を伴う熱波が押し寄せる |
11時半。クライマックスまでは延々と鬼踊りが続く | 榊を奉納する集団も堂入り |
撮影は、一脚+自由雲台で、できるだけ高く上げないと手前の練り衆の背中しか映らない | フラッシュも使った方が良い |
大きな榊の枝を奉納する〆切の一団が堂入りすると、鬼踊りはクライマックス | 12時過ぎに突然すべての照明が落とされて、真っ暗闇の中で、最後の鬼踊りが奉納される。これ以降は、一切の明かりと撮影は禁止される |