牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

富士宮の道祖神 #4

連休中、渋滞が嫌でどこにも出かけるつもりはなかったが、富士宮道祖神探しを進めるためにでかけることにした。

-人穴入洞

道祖神探しの前に、人穴への入洞(土日のみ予約すれば、無料でガイドが同行することで入洞可能)

人穴の入口(人穴は約1万年前の犬涼み山溶岩流の末端にできた総延長83mの溶岩洞穴。洞穴内の安全対策工事が完了して、制限付きで入洞)中は真っ暗で、見学通路(左)は鉄骨で守られているが、腰をかがめないと通れない(ヘルメットとライトは必携、貸してくれるが)
コノハナサクヤヒメ像を祀ってある場所まで、入れてもらったが、フラッシュが利かなかった。溶岩鍾乳石と溶岩棚を確認、肋骨状溶岩は見つからなかった)展望台から碑塔群の奥に富士山頂が覗く
冨士講の開祖である角行の墓はない(宝篋印塔がある)。食行身禄の墓がある


-道祖神探し

参考書の[双体道祖神マップ]の画像と比べると、摩滅・風化が進んでいて像様が判読しにくくなっている。せっかくの民俗資料だが、賞味期限は過ぎている。

黒田 本光寺への南参道のT字路の草地に双体道祖神-20(破風光背、祝言型らしいが摩滅していて不明瞭)田中町のコンビニの南に双体道祖神-TBD を見つけた。(番号不明・天明? 摩滅しているが、両像ともに合掌)
野中の双体道祖神-18(握手・抱肩だが、左像の顔は摩滅)野中の双体道祖神への途中に文字碑道祖神-TBDを見つけた
安居山の農道五差路の辻に西向きに双体道祖神-23(左-摩滅、右-合掌)別所の畑の傍の草地に双体道祖神-22(文化14年?、1mを超す大きな自然石、像は激しくはげ落ちている)
青見の富士フィルム工場前の用水近くの双体道祖神-6(破風型、左像の右手が右像に握られている)中村の双体道祖神-45(摩滅している。握手のようだ)
小屋敷 堺橋北の双体道祖神-46(握手)中谷の畑の四辻に双体道祖神-32(左-笏、右-袖中で拱手?)
中谷の十字路に二基の双体道祖神(右は頭部欠損)左双体道祖神-31(左-袖中で拱手?、右-笏?)上本村の双体道祖神-28(両像ともに合掌)
上本村 送電線鉄塔北の双体道祖神-27(自然石をくりぬき、左像が何やら右像の前に差し出しているように見える)上本村の双体道祖神-26(高さ1m強の大きな自然石に宝珠刳、左-瓶子、右-盃の祝言型、朱で彩色されている)
宮原の双体道祖神-9(高さ1m弱の大きな自然石に宝珠型に繰り抜き、摩滅して良くわからないが、左-瓶子、右-盃の祝言型だったようだ)
双体道祖神-30と29は見つからなかった。


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