新聞に掲載された根府川通の記事を見て、根府川通の軽井沢宿から軽井沢峠まで再訪した。一人で探索するつもりでいたが、たまたま案内人の同行も得て、分かりにくい峠道を踏査した。
三島と熱海の間の宿にあたる軽井沢の宿通り。根府川通(旧日金道)は、左カーブを曲がらないで、直進して細い古道を登る。 | 熱海街道が左に折れるカーブ手前の石塀の中に双体道祖神が祀られる |
根府川通りへの入口に立つ石造物 | 東海道400年祭の時に建立された道標 |
弦巻山直下あたりで車道にでくわす | 駒形堂跡の杉 |
駒形堂があった平地には、礎石が草に覆われていた | 古道が左に曲がる地点に、穴が開いている。穴の暗い部分を明るくしてみたが、よくわからない。人工の穴で、10mほどはありそう。危険なので、枯れ木を置いてきた。何のために掘ったのだろう? |
途中の尾根の杉林は踏み跡も無く、迷いやすい。黄テープを巻いてきたが、見にくいかも。 | 軽井沢峠手前の右側に建立された石碑には、地蔵菩薩坐像が線刻されていいる。地蔵菩薩の下部には、[ERECTED BY MACHIDA TOKYO 1919]のローマ字が刻まれている |
軽井沢峠手前の石仏(欠けた頭は挿げ替えられている) | 石仏の背後には茶屋があったそうだ。笹薮の中に、枯れ井戸の場所を突き止めた |
枯れ井戸は鉄板で覆われている | 鉄板を持ちあげて内部を見る。暗い部分を明るくしたが、深くはなく落っこちた山土が覗く |
軽井沢峠の地蔵さん。背後の地蔵さんの光背には、享保三年と”右あたみ道、左ひがね道”の文字が刻まれている | |
正岡子規も越えた峠道の途中は、箱根笹で通れなくなっている。 |